研課題
J-GLOBAL ID:202204004639013712  研究課題コード:14541085

高精度温度モニタ機能付きレーザ照射光ファイバ温熱治療器

実施期間:2014 - 2015
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 自然科学研究科, 教授 )
研究概要:
生体内で選択的に温熱処置を可能とする高精度かつ温度モニタ機能付き光熱変換光ファイバ構造の実現を目指して研究開発を行った。ファイバ先端に新規光干渉構造を考案し,温度により屈折率が変化する被覆材料をファイバ先端部に形成することで,温度を高精度に計測する仕組みを確立した。低侵襲温度測定に望まれる温度分解能は0.6 °Cであり,測定分解能としては,その1/6である0.1 °Cの目標値以下の優れた値を実現した。また,光照射による昇温として,ハイパーサーミアで主にターゲットとなる50 °Cの目標値を,ファイバ先端の工夫により,入射光パワー50 mW以下の低入力で余裕を持って達成できることを明らかにした。今後は,装置としての実用化を目指し,研究開発を進める。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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