研課題
J-GLOBAL ID:202204005439485101
研究課題コード:22682138
Platform for All Regions of Kyushu & Okinawa for Startup-ecosystem(PARKS)
体系的課題番号:JPMJST2281
実施期間:2022 - 2026
実施機関 (4件):
,
,
,
研究代表者:
(
, 学術研究・産学連携本部, 総長/本部長 )
,
(
, オープンイノベーションプラットフォーム(OIP), 副理事/副OIP長・教授 )
,
(
, 学長 )
,
(
, 理事・副学長(研究・社会連携担当) )
DOI:
https://doi.org/10.52926/JPMJST2281
研究概要:
1.全体概要
PARKSは、オール九州・沖縄が一体となり、アジアとつながるスタートアップエコシステムの創出を目指す。各大学の強みを持つ、「ロボティクス」「環境・食・海洋」「AI/IoT」「材料・素材」「医療・ヘルスケア」分野を軸とした、顧客志向で業界改変を実現可能なベンチャーを九州・沖縄という地域に持続的に創出していく。また、拠点都市である福岡市、北九州市、および九州・大学発ベンチャー振興会議との密な連携のもと、アントレプレナーシップ教育から起業支援までを一気通貫で実施していく。さらに、経営人材候補を学生やポスドクのみならず九州・沖縄へのUIJターンを促進しながら確保する仕組みを構築する。
2.実施項目ごとの概要
(1)起業活動支援プログラムの運営
GAPファンドプログラム、GAP NEXTプログラムを定常的に実施することで、大学等発ベンチャー創出を継続的に可能とする支援体制を構築する。また、プレCXO(プレCEO、プレCOO、プレCFOなど)人材プールの活用によるCXO候補の安定供給やインキュベーションプログラムに支援人材を伴走させることで支援人材育成も実施し、ベンチャー創出支援からCXOまで各フェーズで必要となる人材の供給プラットフォームを整備する。
(2)アントレプレナーシップ人材育成プログラムの開発・運営
1アントレプレナーシップ教員の教育
アントレプレナーシップ教育で先進的な国内・国外の組織と連携して、FD(教員への教育)を実施する。また、PARKSアントレプレナーシップ教員ネットワークを構築し、FDの内容を踏まえてアントレプレナーシップ教育の研究を行い、参加大学においてアントレプレナーシップ教育を実施する教員を育成する。
2学生のアントレプレナーシップ教育
PARKSアーカイブシステムを利用した教育を実施し、アントレプレナーシップの動機付け、意識醸成を行う教育を行う。また、PARKS参加大学の学生を対象にオンラインで演習を実施し、アントレプレナーシップのコンピテンシーを形成する教育を行う。各大学ではそれぞれの大学の特色を生かしたPBL(課題解決型学習)などを実施し、社会実装につながる教育を行う。
(3)起業環境の整備
PARKS参加大学で、プレCXOマッチングとEIR(客員起業家制度)活動を踏まえた大学内の起業関係諸ルールのフォーマット化を進める。また、PARKSアーカイブシステムを整備しプラットフォーム内での各種コンテンツを共有可能とする。その他、コミュニティ活性化アプリなどの継続運用、キャンパス内外コワーキングスペースの活性化の仕組みの導入、九州・沖縄の各地域(各県)への起業準備拠点の設置などを行い、グローバル都市・推進都市として成長支援の中心にある「Fukuoka Growth Next(FGN)」と「COMPASS小倉&JETRO北九州」に接続することで、各種起業支援体制との役割・機能・連携の最適化を進める。さらに、インターユニバーシティと公設民営の方針に基づく持続的な起業環境の運営体制を構築する。
(4)拠点都市のエコシステムの形成・発展
運営方針の策定を行うための運営機関会議の定常開催と共同機関が参加する合同会議の定期的な実施により、PARKSプラットフォームの運営方針策定とノウハウなどの共有を行う。また、九州・大学発ベンチャー振興会議との連携による九州・沖縄全域を巻き込んだスタートアップ・エコシステムの形成や、拠点都市である福岡市・北九州市との定期的な打ち合わせを通じた、拠点都市との施策連携を促進する。また、小中高生向けのアントレプレナーシップ教育を提供することで、地域を巻き込んだエコシステムの形成を行う。
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