研課題
J-GLOBAL ID:202204006269767928  研究課題コード:14538114

ラジカル含有リチウム酸化物水素吸蔵貯蔵材料を用いた常温水分解法による燃料電池用水素供給源の開発

実施期間:2014 - 2015
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 理工学部, 准教授(移行) )
研究概要:
これまで、室温においてリチウム-ジルコニウム酸化物(Li2ZrO3)セラミックス材料に水蒸気を曝したところ、多量の水素が貯蔵されることを発見した。本研究では、重水素イオンスパッタリングおよびプラチナ触媒効果を組み合わせて、ラジカル生成による表面処理を行い、室温における水分解および水素透過能力を向上させ、上記成果の重量貯蔵容量より約7倍以上まで増加させることができた。また、反跳粒子検出法および熱脱離法を用いて、水素が室温で空気暴露されたLi2ZrO3中に貯蔵され、その水素が100°C以下で放出されることを確認し、水素吸蔵貯蔵材料の水素吸収、貯蔵および放出機構のメカニズムを明らかにした。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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