研課題
J-GLOBAL ID:202204008646025241  研究課題コード:14539796

量子計算機への耐性があり個人情報を漏えいしない情報通信の実現

実施期間:2014 - 2015
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 自然科学研究科, 准教授 )
研究概要:
本研究開発では、量子計算機に対抗する次世代の暗号技術(耐量子暗号)の一つとして注目される格子暗号に対して、我々が提案するスケーラブルなベクトル乗算アルゴリズムCVMAを適用することの可否、安全性への影響、および計算効率の評価を行った。その結果として、格子暗号の一つであるNTRU方式に対して問題なくCVMAを適用でき、その安全性についてもNTRUの安全性に準拠するものであることを確認できた。そして、CVMAの特長であるスケーラビリティにより、格子暗号の暗号強度を柔軟に調整できることをプログラミング実装により確認し、一方でその計算処理はいまだ現実的なレベルに達していないことを確認した。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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