研課題
J-GLOBAL ID:202204012290883296  研究課題コード:14540954

フォトニック結晶位相板による偏波ダイバーシティ微小光学素子の研究開発

実施期間:2014 - 2015
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 理工学部(矢上), 教授 )
研究概要:
入力ポート数4、出力ポート数8の導波路集積型ダイバーシティ光インタフェース回路の設計と試作を実施した。様々な偏光状態の入力光に対して、偏光分離して、同じ向きの偏光に変換して出力し、かつ、経路間の光路差を0とする設計である。試作したモジュールは、損失3.5 dB、偏光消光比15 dBの特性を示した。次回の試作に評価結果を反映すれば、目標は達成できる見込みである。また、フォトニック結晶を用いた超薄型の偏光ビームスプリッタの理論計算、デバイス設計、サンプル品の作製、特性評価を実施し、Walk-off動作を確認している。新規構造の特許出願と再試作による目標値達成を予定している。これらの研究成果を踏まえ、試作技術を有する企業との共同研究を開始している。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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