研課題
J-GLOBAL ID:202204013728148000  研究課題コード:14538615

全二重通信可能なリレーを用いた協力通信の実装からの理論展開

実施期間:2014 - 2015
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学部, 講師 )
研究概要:
本研究では、全二重通信を実装・評価し、実装により明らかになった技術的問題点を理論へフィードバックし、さらに全二重通信可能なリレーを用いた協力通信のより現実的な設計を行った。全二重通信を実現するためのアナログ領域自己干渉除去(抑制)方法として、a)アンテナ領域自己干渉除去、2)サーキュレータを用いた全二重通信、の2方式を実装した。アンテナ領域自己干渉除去は干渉除去用のRF回路、アンテナが必要であり、かつアンテナ素子配置誤差と設定周波数のずれが性能に大きく依存する。一方、サーキュレータを用いた場合は自己信号の漏洩が発生することを実証した。また実装による知見を全二重通信方式に取り入れ設計した場合においても、全二重通信による効果が非常に大きいことを示した。
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る