研課題
J-GLOBAL ID:202204018558495780
研究課題コード:14539903
甲状腺診断用高分解能小型ガンマカメラの開発
実施期間:2014 - 2015
実施機関 (1件):
研究責任者:
(
, 医学系研究科(保健), 教授 )
研究概要:
核医学内用療法における、ヨウ素131(I-131:ガンマ線エネルギー:364keV)の分布を高分解能で画像化するための高エネルギーガンマカメラシステムの開発を行った。システムのガンマ線位置検出器は、発光量が多く高密度なシンチレータであるGAGGとGFAGを深さ方向に2層配置し,シリコンフォトマル(SiPM)アレーに光学結合することで構成した。GAGGとGFAGの2層の弁別には、シンチレータの減衰時間の違いを利用した。さらに開発したガンマ線位置検出器をタングステン遮蔽容器に入れ、ピンホールコリメータを装着することにより、ガンマカメラシステムを実現した。開発したガンマカメラシステムは厚さの薄いSiPMを光センサーに用いることにより、大幅な軽量化を実現できた。今後、実用性を向上させるため、産学共同に向けた研究開発を継続していく 。
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タイトルに関連する用語
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