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J-GLOBAL ID：202302211923151665   整理番号：23A0358588

ガラスの分相現象を利用した高炉水砕スラグの再資源化技術の開発

Material recycling of blast furnace slag by phase separation of glass

著者 (4件)： 崎田真一 (岡山大 保健環境セ) ,  三上修平 (岡山大 環境理工) ,  難波徳郎 (岡山大 環境理工) ,  三浦嘉也 (岡山大 環境理工)
資料名： 環境制御  (Environmental Research & Control)
号： 29 (Web)  ページ： 11-15 (WEB ONLY)  発行年： 2007年10月 
JST資料番号： L7695A  ISSN： 0917-1533  CODEN： KSEIEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・一般廃棄物の高温溶融処理により生成する溶融スラグをガラスの相分離現象を利用してシリカに富むガラス相として再資源化する技術を産業廃棄物の処理に応用。
・高炉溶融スラグから得た水砕スラグにB₂O₃を添加してガラスを作製し,熱処理および酸処理によりシリカ成分の回収を検討。
・水砕スラグ中に多量に含まれるCaOのために熱処理によるガラス相分離が不十分で,SiO₂成分の含有率が低下。
・水砕スラグを酸洗浄により前処理してCaOなどを除去することで,作製したガラスの相分離が進行してSiO₂を主成分とする無色透明な固体を回収できることを確認。
・Al₂O₃,P₂O₅,MgO,S,K₂O,TiO₂などの成分の分相による分離について考察。
・B₂O₃の添加量によるSiO₂含有量の変化の原因について,XRFおよびSEMにより解析。

シソーラス用語： *資源再生 ,  *高炉スラグ ,  *水砕スラグ ,  廃棄物処理 ,  相分離 ,  *ガラス転移 ,  前処理 ,  添加物効果 ,  酸化ホウ素 ,  *二酸化ケイ素 ,  *ガラス化 ,  産業廃棄物処理 ,  添加量依存性 ,  *スラグ
準シソーラス用語： 高炉水砕スラグ

分類 (1件)： 資源回収利用  (SC05060V)

タイトルに関連する用語 (6件)： ガラス ,  分相 ,  現象 ,  高炉水砕スラグ ,  再資源化 ,  開発