文献

J-GLOBAL ID：202302236602635509   整理番号：23A0356823

Fe合金基複合材料の磁歪特性支配因子の理解

Dominant factor evaluation of magnetostrictive properties on Fe alloy-based composite materials

著者 (3件)： 栗田大樹 (東北大 大学院) ,  吉年規治 (東北大 金属材料研) ,  菊池将一 (静岡大)
資料名： 東北大学金属材料研究所新素材共同研究開発センター共同利用研究報告書(CD-ROM)
巻： 2021  ページ： 91-92  発行年： 2022年08月31日 
JST資料番号： L3700B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 磁歪材料を用いたエネルギーハーベスティングは現在大きな注目を集めている。付加製造プロセスにより,材料の格子構造を最適化することによって,優れたエネルギーハーベスティング性能や種々の要求特性を備えた材料を製造できる。本研究は,磁気歪Fe₅₂-Co₄₈合金を作製するため,レーザ粉末床溶融プロセスの製造パラメータを最適化した。振動と衝撃を受けるハニカム構造を有するFe₅₂-Co₄₈合金板のエネルギーハーベスティング性能を評価した。結果を充分に緻密な構造と比較し,ハニカム構造がより低い共振周波数をもたらすことを見出した。さらに,ハニカム構造は,振動試験において充分にに緻密な構造よりも4.7倍高く,衝撃試験よりも4.9倍高かった。したがって,ハニカム構造は,効率的に電力を得るための魅力的な構造である。さらに,ハニカム構造と他の設計は,Fe₅₂-Co₄₈合金板の重量を低減でき,粒子-物質センサとしての使用に対する感度を改善する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *磁気歪材料 ,  エネルギー変換 ,  *鉄合金 ,  *付加製造 ,  ハニカム構造 ,  コバルト含有合金 ,  プロセスパラメータ ,  共振周波数 ,  発電 ,  エネルギー密度 ,  構造設計 ,  エネルギーハーベスティング ,  金属付加製造 ,  *振動発電 ,  選択的レーザ焼結 ,  粉末床溶融結合方式付加製造 ,  焼結 ,  熱処理 ,  処理
準シソーラス用語： 磁歪材料 ,  レーザ粉体造形 ,  粉末床溶融結合式付加製造 ,  環境発電 ,  電力密度

分類 (2件)： その他の発電  (NB03140M) ,  磁電デバイス  (NC03100X)

タイトルに関連する用語 (6件)： Fe合金 ,  複合材料 ,  磁歪 ,  支配 ,  因子 ,  理解