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J-GLOBAL ID:202302240703549004   整理番号:23A0065833

福島県の帰還困難地域の山地渓流に生息する大型無脊椎動物の放射性セシウムについて

Radiocesium concentrations of macro invertebrates inhabiting mountain streams in the difficult-to-return area in Fukushima Prefecture.
著者 (8件):
資料名:
号: 2022-2  ページ: 70-75 (WEB ONLY)  発行年: 2022年11月 
JST資料番号: U0585A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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著者らは,帰還困難地域の異なる大気線量の2つの山岳河川に生息する大型水生および陸生無脊椎動物の137Cs濃度を測定した。高線量地域における小倉沢河川の水生無脊椎動物において,リター給餌者のサワガニとカクツツトビケラの137Cs濃度は,それぞれ7,759Bq/kg-DWと2983Bq/kg-DWであった。デトリタス食者ヒゲナガカワトビケラと,食藻性のヒラタカゲローの137Cs濃度は,それぞれ7,210Bq/kg-DWと941Bq/kg-DWであった。肉食性ヘビトンボおよびトゲマダラカゲロウは,それぞれ253Bq/kg-DWおよび2,115Bq/kg-DWの137Cs濃度を有した。小倉沢川と比較して低線量地域である沢先川の水生無脊椎動物において,サワガニ,ヒゲナガカワトビケラ,ヘプタニ科およびヘビトンボs)の137Cs濃度は,それぞれ,4,662Bq/kg,1206Bq/kg-DW,225Bq/kg-DWおよび909Bq/kg-DWであった。小倉沢河川の陸生無脊椎動物において,オオゾウムシ,センチコガネ,ミヤマクワガタ,シデムシ,アオオサムシ,スジベニコカゲ,スズメガ,およびオオミズアオ外来の濃度は,それぞれ11,409Bq/kg-DW,1,076Bq/kg-DW,1,656Bq/kg-DW,1,502Bq/kg-DW,706Bq/kg-DWおよび186Bq/kg-DWであった。水生無脊椎動物は,肉食性種におけるそれらより,デトリタス食性種と食藻性種において,より高い137Cs濃度はより高かった。ヘビトンボを除いて,高線量河川で採取した水生無脊椎動物の137Cs濃度は高かった。動物糞便,地衣類および落葉を食する陸生無脊椎動物種は高い137Cs濃度を有した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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環境の汚染及び防止 

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