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J-GLOBAL ID:202302245471483243   整理番号:23A0853095

Electron常磁性共鳴分光研究により明らかにした細胞表面α2,3-およびα2,6-シアログリカンの異なる生物物理学的特性【JST・京大機械翻訳】

Different Biophysical Properties of Cell Surface α2,3- and α2,6-Sialoglycans Revealed by Electron Paramagnetic Resonance Spectroscopic Studies
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巻: 127  号:ページ: 1749-1757  発行年: 2023年 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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HeLa細胞上のシアログリカンを,アジド修飾シアル酸(Neu5Ac9N3)の酵素的糖工学(EGE)媒介インストールを介してニトロキシドスピンラジカルで標識し,次に,ニトロキシドスピンラジカルα2,6-シアリルトランスフェラーゼ(ST)Pd2,6STおよびα2,3-ST CSTIIのクリック反応に基づく付着を,α2,6およびα2,3-結合Neu5Ac9N3をインストールするために,EGEに使用した。スピン標識細胞をXバンド連続波(CW)電子常磁性共鳴(EPR)分光法で分析し,細胞表面α2,6およびα2,3-シアログリカンの動力学および組織への洞察を得た。EPRスペクトルのシミュレーションは,両シアログリカンにおけるスピンラジカルの平均高速および中間運動成分を明らかにした。しかしながら,HeLa細胞におけるα2,6-およびα2,3-シアログリカンは,2つの成分の異なる分布,例えばα2,6-シアログリカン(78%)に対する中間運動成分のより高い平均集団を,α2,3-シアログリカン(53%)に対するそれより有する。このように,α2,3-シアログリカンにおけるスピンラジカルの平均移動度は,α2,6-シアログリカンにおけるそれより高かった。ガラクトース/N-アセチル-ガラクトサミンの6-O-位に結合したスピン標識シアル酸残基は立体障害が少なく,3-O-位に結合したものより柔軟性を示すという事実を考えると,これらの結果はα2,6結合シアログリカンに対するスピン標識及びシアル酸運動を制限する局所密集/充填における相違を反映するであろう。さらに,研究は,Pd2,6STおよびCSTIIが,細胞外マトリックスの複雑な環境においてグリカン基質に対して異なる選好を持つかもしれないことを示唆する。本研究の発見は,α2,6およびα2,3-シアログリカンの異なる機能を解釈するのに有用であるので,生物学的に重要なものであり,Pd2,6STおよびCSTIIを用いて,細胞上の異なる複合糖質を標的化する可能性を示した。Copyright 2023 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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有機化合物のEPR 

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