抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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楕円空洞内でのレーザー点火と衝撃集束の組み合わせは,爆燃から爆轟への遷移のような小さな点火エネルギーで,直接点火のような短距離で爆轟波を開始する新しい方法として提案された。実証実験として,100kPaの圧力および297Kの温度における化学量論的C
2H
4-O
2混合物を用いて,楕円空洞および2つの長方形空洞における流れ場の可視化を行なった。楕円空洞の場合,デトネーション波を観測した。そして,先行衝撃波のマッハ数変化に基づいて,減速過程と加速過程という2つの共通の伝播過程が観察された。減速過程は,初期衝撃の3次元膨張により生じ,一方,衝撃が一次元伝搬モードにシフトしたとき,加速過程が始まった。具体的には,楕円空洞内では,規則反射からマッハ反射への遷移によりマッハステムが発生する空洞壁付近で発生した局所的な爆発によって発生した燃焼波の衝突により,急激な加速が発生した。(翻訳著者抄録)