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J-GLOBAL ID：202302265341073615   整理番号：23A2815570

強結合に着目した電極触媒およびイオン伝導体の機能創出

Functional Electrochemistry based on the Strong Coupling Phenomena

著者 (1件)： 福島知宏 (北海道大学大学院理学研究院化学部門 物理化学研究室)
資料名： Molecular Science (Web)  (Molecular Science (Web))
巻： 17  号： 1  ページ： A0126(J-STAGE)  発行年： 2023年 
JST資料番号： U0074A  ISSN： 1881-8404  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 分子の機能化には,それらを制御するためのガイドラインの確立が不可欠である。本稿では,電極触媒機能とイオン伝導機能の振動強結合の効果に関する研究について述べた。特に,分子の振動準位が共振器の光学モードと相互作用する際のポラリトン状態の形成と,それらの水和環境の制御によるイオン伝導の制御を,電極触媒としてのそれらの利用と共に説明した。最後に,研究領域の探査におけるポラリトンの利用について説明した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *電極触媒 ,  *イオン伝導 ,  共振器 ,  分子振動 ,  *ポラリトン ,  光学モード ,  *水和 ,  *強結合 ,  水分子
準シソーラス用語： ガイドライン

著者キーワード (8件)： 水 ,  強結合 ,  イオン伝導率 ,  電極触媒 ,  水 ,  強結合 ,  イオン伝導率 ,  電極触媒

分類 (2件)： ポラリトン  (BM02140A) ,  電気化学反応  (CB07050F)

引用文献 (41件)：

• (1) Fukushima, T.; Horike, S.; Inubushi, Y.; Nakagawa, K.; Kubota, Y.; Takata, M.; Kitagawa, S. Angew Chem Int Ed 2010, 49(28), 4820-4824. DOI: 10.1002/anie.201000989.
• (2) Fukushima, T.; Horike, S.; Kobayashi, H.; Tsujimoto, M.; Isoda, S.; Foo, M. L.; Kubota, Y.; Takata, M.; Kitagawa, S. J Am Chem Soc 2012, 134(32), 13341-13347. DOI: 10.1021/ja303588m.
• (3) Inubushi, Y.; Horike, S.; Fukushima, T.; Akiyama, G.; Matsuda, R.; Kitagawa, S. Chem Commun (Camb) 2010, 46(48), 9229-9231. DOI: 10.1039/c0cc01294g.
• (4) Horike, S.; Inubushi, Y.; Hori, T.; Fukushima, T.; Kitagawa, S. Chem. Sci. 2012, 3(1), 116-120. DOI: 10.1039/c1sc00591j.
• (5) Lin Foo, M.; Horike, S.; Fukushima, T.; Hijikata, Y.; Kubota, Y.; Takata, M.; Kitagawa, S. Dalton Trans 2012, 41(45), 13791-13794. DOI: 10.1039/c2dt31195j.

タイトルに関連する用語 (5件)： 強結合 ,  着目 ,  電極触媒 ,  イオン伝導体 ,  創出