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J-GLOBAL ID：202302269761671840   整理番号：23A1750325

振動強結合によるイオン伝導体の物性改革

Modification of Ionic Conductor by Vibrational Strong Coupling

著者 (1件)： 福島知宏 (北大 大学院理学研究院)
資料名： 豊田研究報告(Web)
号： 76  ページ： 102-103 (WEB ONLY)  発行年： 2023年 
JST資料番号： G0667B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電解質溶液中のイオン伝導の物理化学的性質は,水分子の動的挙動と関連する。振動強結合を利用したイオン伝導の制御に挑戦した。OH伸縮振動モードの振動強結合を,角度分解分光法により空洞中の水分子を利用して観測した。さらに,インピーダンス測定により,空洞モードに依存したイオン伝導率を評価した。OH伸縮モードと空洞モードが結合することにより,イオン伝導率が向上することを観測した。さらに,イオン伝導率の変化に及ぼす動的水和の影響を調べた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *導体 ,  イオン伝導 ,  強結合 ,  振動 ,  電気伝導率 ,  電気測定 ,  インピーダンス ,  角度分解分光法 ,  水分子 ,  水和 ,  電解質溶液 ,  挙動 ,  化学的性質 ,  モード結合 ,  ヒドロキシ基 ,  伸縮振動【分子】 ,  *イオン伝導体 ,  イオン伝導率 ,  インピーダンス測定 ,  物理化学的性質
準シソーラス用語： 動的挙動

分類 (1件)： 混合伝導  (BM03060U)

引用文献 (5件)：

• 福島知宏, 村越 敬, 応用物理, 91 (2022) 675-678.
• T. Fukushima, S. Yoshimitsu and K. Murakoshi, J. Phys. Chem. C, 125 (2021) 25832-25840.
• T. Fukushima, S. Yoshimitsu and K. Murakoshi, J. Am. Chem. Soc., 144, 27 (2022) 12177-12183.
• T. Fukushima, S. Yoshimitsu, K. Moriya and K. Murakoshi, submitted.
• T. Fukushima, S. Yoshimitsu and K. Murakoshi, submitted.

タイトルに関連する用語 (4件)： 強結合 ,  イオン伝導体 ,  物性 ,  改革