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J-GLOBAL ID：202302276296153176   整理番号：23A0761164

AR技術を用いた折り紙の体験拡張システム

Augmenting Origami User Experience using AR Technology

著者 (3件)： 大依正宣 (北陸先端科学技術大学院大) ,  謝浩然 (北陸先端科学技術大学院大) ,  宮田一乘 (北陸先端科学技術大学院大)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2023  号： HCI-202  ページ： Vol.2023-HCI-202,No.33,1-8 (WEB ONLY)  発行年： 2023年03月06日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,AR技術を用いた折り紙の体験拡張システムについて述べる.仮想空間と現実空間をシームレスに繋ぎ合わせ,折り紙体験の拡張を実現するためのタンジブルユーザインタフェースを提案した.ユーザは作成した折り紙をARグラスを通じて拡張演出及び折り紙を手で動かすことで重畳表示される仮想情報を操作することが可能である.本研究は,現実世界で作成した折り紙にデジタル情報を付加し,ARでのCG表示による拡張演出及び3次元形状の折り紙の形状認識を利用したユーザとのインタラクションを構築することで,新たな折り紙体験の楽しみを増幅させることを目的とする.評価実験を行い,その結果から本システムを体験した多くの人々から楽しさの拡張及び折り紙体験のモチベーション向上が確認された.(著者抄録)

シソーラス用語： *拡張現実感 ,  紙 ,  折畳み ,  実習 ,  経験 ,  仮想空間 ,  空間 ,  *ユーザインタフェイス ,  接触 ,  表示 ,  データ ,  ディジタルコンテンツ ,  *動機づけ ,  *タンジブルユーザインタフェイス ,  折り紙 ,  ディジタルデータ ,  実空間
準シソーラス用語： AR ,  ディジタル情報 ,  *モチベーション ,  現実空間 ,  重畳表示 ,  体験学習

分類 (1件)： 人工知能  (JE08000Z)

引用文献 (17件)：

• 長谷川和恵, 吉田稔.教材としての折り紙のもつ教育的価値について, 信州大学教育学部紀要,vol.112, pp.25-32 (2004).
• 坪井俊. 折り紙を教材とする大学初年次数理科学教育の提案. 武蔵野大学数理工学センター紀要= The bulletin of Musashino University Musashino Center of Mathematical Engineering 6, 49-60, (2021).
• 野田さとみ, 佐久間春夫. 「あやとり」「折り紙」 の学習過程における脳波及び心理的変化. バイオフィードバック研究 37.1, 29-36, (2010).
• 荒井聖貴. 軽度から重度の認知機能障害者が一緒に参加できるプログラム-理学療法の知見と折り紙を用いた実践報告. 関東甲信越ブロック理学療法士学会 第38回関東甲信越ブロック理学療法士学会. 社団法人 日本理学療法士協会関東甲信越ブロック協議会, (2020).
• Ohyori, Masanobu, et al. Perceptual Control of Food Taste with Projection Mapping. 2022 Nicograph International (NicoInt). IEEE, (2022).

タイトルに関連する用語 (4件)： Ar ,  折り紙 ,  体験 ,  拡張