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J-GLOBAL ID:202302291257223183   整理番号:23A0207493

サブテラヘルツ帯通信におけるマルチパス分離に基づくチャネル予測に関する研究

A Study on Channel Prediction Based on Multipath Separation for Sub-Terahertz-Band Communications
著者 (6件):
資料名:
巻: 122  号: 235(RCS2022 128-154)  ページ: 83-88 (WEB ONLY)  発行年: 2022年10月20日 
JST資料番号: U2030A  ISSN: 2432-6380  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2030年頃のサービス提供に向けて研究が行われている第6世代移動通信(6G)においては,広帯域伝送が可能な100GHz~300GHzのサブテラヘルツ帯を利用することが想定されている.サブテラヘルツ帯は周波数が高いため,端末や周囲散乱体の移動速度が同じでもチャネルの変動が大きくなるが,未来の時刻におけるチャネルを予測することによってこの問題を軽減することが期待される.サブテラヘルツ帯ではマルチパス数が極めて少ないため,それらを分離して,各マルチパスの,未来の時刻における複素振幅の予測を行った後に再合成する手法(SOS法)が有効に機能すると考えられる.本稿では,ハイブリッド・ビームフォーミング構成の基地局を想定し,各サブアレーに入射するマルチパスを圧縮センシングアルゴリズムの一つであるFISTAにより遅延領域で分離を行うことで,チャネルを予測する手法を提案する.シミュレーションの結果,サブテラヘルツ帯ではチャネル予測が良好に機能し,正規化平均二乗誤差を-30dB~-20dB程度に抑えられることが示された.(著者抄録)
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分類 (1件):
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移動通信 
引用文献 (6件):
  • S. Suyama, T. Okuyama, Y. Kishiyama, S. Nagata, and T. Asai, “A study on extreme wideband 6G radio access technologies for achieving 100Gbps data rate in higher frequency bands,” IEICE Trans. Commun., vol. E103-B, no. 9, pp. 992-999, Sept. 2021.
  • C. Han, L. Yan, and J. Yuan, “Hybrid beamforming for terahertz wireless communications: Challenges, architectures, and open problems,” IEEE Wireless Commun. Mag., vol. 28, no. 4, pp. 198-204, Aug. 2021.
  • S. Ju, Y. Xing, O. Kanhere, and T. S. Rappaport, “Millimeter wave and sub-terahertz spatial statistical channel model for an indoor office building,” IEEE J. Sel. Areas Commun., vol. 39, no. 6, pp. 1561-1575, June 2021.
  • A. Duel-Hallen, “Fading channel prediction for mobile radio adaptive transmission systems,” Proc. IEEE, vol. 95, no. 12, pp. 2299-2313, Dec. 2007.
  • 望月大瑚,西村寿彦,大鐘武雄,小川恭孝,萩原淳一郎,佐藤孝憲,“マルチパス分離に基づくチャネル予測の演算負荷軽減に関する検討,” 信学技報, RCS2021-29, June 2021.
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