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J-GLOBAL ID：202302291595569939   整理番号：23A0154699

Ti-6AL-4V製ハイブリッドロケット用58L酸化剤タンクの開発と打ち上げ試験結果

Development and launch test of Ti-6Al-4V 58L Oxidizer Tank for Hybrid Rocket

著者 (12件)： 高野敦 (神奈川大) ,  福島優希 (神奈川大) ,  吉野啓太 (神奈川大) ,  喜多村竜太 (神奈川大) ,  正井卓馬 (神奈川大) ,  植村寧夫 (神奈川大) ,  蓮沼将太 (青山学院大) ,  政木清孝 (沖縄工高専) ,  中山昇 (信州大) ,  堤健児 (ツツミ産業) ,  下川養雄 (ツツミ産業) ,  長谷川真人 (ツツミ産業)
資料名： 宇宙科学技術連合講演会講演集(CD-ROM)  (宇宙科学技術連合講演会(CD-ROM))
巻： 66th  ページ： ROMBUNNO.4J10  発行年： 2022年 
JST資料番号： S0277B  ISSN： 1884-1945  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ハイブリッドロケットのためのTi-6Al-4V製の58L酸化剤(亜酸化窒素,N₂O)タンクを開発した。亜酸化窒素は自己加圧され,加圧タンクや加圧ポンプを必要としない利点がある。したがって,酸化剤タンクは圧力に対して設計開発した。タンクの成形は冷間加工によって薄板から行い,溶接はNCファイバーレーザ溶接により行った。それは溶接の間ジグで固定された薄板であるので,熱変形が不整合の原因となり,要求強度が得られず,開発を困難にした。しかし,成形と溶接方法をレビューすることにより,耐圧力テストおよびサイクルテストにパスすることに成功した。さらに,発射試験を実行し,結果を報告する予定。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： ロケットエンジン ,  *酸化剤 ,  酸化二窒素 ,  *貯槽 ,  *Ti-6Al-4V合金 ,  耐圧性 ,  ハイブリッドロケットエンジン ,  内燃機関 ,  熱機関
準シソーラス用語： *タンク ,  亜酸化窒素

分類 (1件)： ロケットエンジン  (PB02050J)

引用文献 (8件)：

• 宇宙航空研究開発機構,宇宙用高圧ガス機器技術基準 平成21年3月9日 C 改訂,2009, pp.8,20,95-96.
• 三徳春季,西條紀之,齊藤慶紀,船見祐揮,喜多村竜太,高野敦,ハイブリッドロケット用酸化剤タンクの開発,令和元年度 宇宙輸送シンポジウム,STCP-2019-038 (相模原,2020).
• 高野敦,我那覇七海,吉野啓太,欧正葆,杉本慶隆,﨑山英努,檜山響太郎,福島優希,遊栗鈺,多田隼人,天沼響,岡村元太,渡邊舜也,中尾仁,喜多村竜太,正船見祐揮,髙橋賢一,髙橋晶世,國廣愛彦,三宅真,正井卓馬,植村寧夫,高度15kmを目指したハイブリッドロケットの打ち上げ結果,MoViC2021/SEC'21,A36,(オンライン,2021).
• MMPDS-01-JAN2003, Ti-6Al-4V, Sheet Annealed, pp.5-53.
• 濵崎綾子,兼頼晴香,升啓太郎,熊田光樹,船見祐揮,喜多村竜太,高野敦,ハイブリッドロケットエンジンのための亜酸化窒素の反応調査,令和二年度宇宙輸送シンポジウム,STCP-2019-013(相模原,2021).

タイトルに関連する用語 (6件)： Ti ,  ロケット ,  酸化剤 ,  タンク ,  開発 ,  試験