特許
J-GLOBAL ID:202303001145283770
視標追跡検査システム、視標追跡検査方法およびプログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
田▲崎▼ 聡
, 飯田 雅人
, 小林 淳一
, 川越 雄一郎
, 春田 洋孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2022-100168
公開番号(公開出願番号):特開2023-008852
出願日: 2022年06月22日
公開日(公表日): 2023年01月19日
要約:
【課題】視標追跡検査中における視標の移動方向を明確に判別する。
【解決手段】視標追跡検査システムは、被検者の視標追跡検査に用いられる視標を含む視標画像を撮影する視標画像撮影部と演算装置とを備え、演算装置は、視標画像を取得し、物体認識アルゴリズムを用いることにより視標画像に含まれる視標に対応する2次元領域を特定し、特定された2次元領域に基づいて視標の位置を算出し、算出された視標の位置を補正し、補正された視標の位置に基づいて視標の位置ベクトルを算出し、算出された視標の位置ベクトルを左右方向成分と上下方向成分とに分解し、分解された視標の位置ベクトルの左右方向成分と上下方向成分とに基づいて視標画像に含まれる視標の移動方向が第1移動、第2移動、第3移動、第4移動、第5移動、第6移動、第7移動および第8移動のいずれに対応する移動方向であるかを判別する。
【選択図】図1
請求項(抜粋):
被検者の視標追跡検査に用いられる視標を含む画像である視標画像を撮影する視標画像撮影部と、
演算装置とを備える視標追跡検査システムであって、
前記視標追跡検査では、
前記視標が、前記視標の基準位置から、前記基準位置よりも左右方向の一方の側の位置である第1位置まで移動させられ、次いで、前記第1位置から前記基準位置に移動させられる前記視標の第1移動と、
前記視標が、前記基準位置から、前記基準位置よりも左右方向の他方の側の位置である第2位置まで移動させられ、次いで、前記第2位置から前記基準位置に移動させられる前記視標の第2移動と、
前記視標が、前記基準位置から、前記基準位置よりも上下方向の一方の側の位置である第3位置まで移動させられ、次いで、前記第3位置から前記基準位置に移動させられる前記視標の第3移動と、
前記視標が、前記基準位置から、前記基準位置よりも左右方向の一方の側かつ上下方向の一方の側の位置である第4位置まで移動させられ、次いで、前記第4位置から前記基準位置に移動させられる前記視標の第4移動と、
前記視標が、前記基準位置から、前記基準位置よりも左右方向の他方の側かつ上下方向の一方の側の位置である第5位置まで移動させられ、次いで、前記第5位置から前記基準位置に移動させられる前記視標の第5移動と、
前記視標が、前記基準位置から、前記基準位置よりも上下方向の他方の側の位置である第6位置まで移動させられ、次いで、前記第6位置から前記基準位置に移動させられる前記視標の第6移動と、
前記視標が、前記基準位置から、前記基準位置よりも左右方向の一方の側かつ上下方向の他方の側の位置である第7位置まで移動させられ、次いで、前記第7位置から前記基準位置に移動させられる前記視標の第7移動と、
前記視標が、前記基準位置から、前記基準位置よりも左右方向の他方の側かつ上下方向の他方の側の位置である第8位置まで移動させられ、次いで、前記第8位置から前記基準位置に移動させられる前記視標の第8移動とが行われ、
前記演算装置は、
前記視標画像撮影部によって撮影された前記視標画像を取得する視標画像取得部と、
物体認識アルゴリズムを用いることにより、前記視標画像取得部によって取得された前記視標画像に含まれる前記視標に対応する2次元領域を特定する2次元領域特定部と、
前記2次元領域特定部によって特定された前記2次元領域に基づいて前記視標の位置を算出する視標位置算出部と、
前記視標位置算出部によって算出された前記視標の位置を補正する視標位置補正部と、
前記視標位置補正部によって補正された前記視標の位置に基づいて、前記視標の位置ベクトルを算出する視標位置ベクトル算出部と、
前記視標位置ベクトル算出部によって算出された前記視標の位置ベクトルを左右方向成分と上下方向成分とに分解する視標位置ベクトル分解部と、
前記視標位置ベクトル分解部によって分解された前記視標の位置ベクトルの左右方向成分と前記視標の位置ベクトルの上下方向成分とに基づいて、前記視標画像取得部によって取得された前記視標画像に含まれる前記視標の移動方向が前記第1移動、前記第2移動、前記第3移動、前記第4移動、前記第5移動、前記第6移動、前記第7移動および前記第8移動のいずれに対応する移動方向であるかを判別する視標移動方向判別部とを備える、
視標追跡検査システム。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
4C316AA21
, 4C316FA01
, 4C316FA02
, 4C316FB13
, 4C316FB22
, 4C316FB23
, 4C316FZ03
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
眼振解析システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2018-146216
出願人:株式会社YOODS, 国立大学法人山口大学, 池田卓生
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