特許
J-GLOBAL ID:202303008255069809

中性子検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 堀 城之 ,  前島 幸彦 ,  村上 大勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2021-214537
公開番号(公開出願番号):特開2023-098048
出願日: 2021年12月28日
公開日(公表日): 2023年07月10日
要約:
【課題】高いn/γ選択性で、高線量の中性子を高効率で測定できる中性子検出器を得る。 【解決手段】このシンチレータ10は、z方向において、蛍光体層11と光透過層12とが交互に積層された積層構造を具備する。蛍光体層11は、中性子を吸収することによって蛍光を発する蛍光体で構成され、この材料は、例えば従来より知られる中性子検出用のシンチレータの材料である。光透過層12は、この蛍光体が発した蛍光の透過率が高く中性子の吸収が小さい材料で構成される。このシンチレータ10では、中性子、γ線光子が入射した場合に、発光強度(パルス波高)が、中性子とγ線光子とで大きく異なる。これによって、両者の出力の弁別を容易に行うことができる。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
中性子を吸収して二次荷電粒子を放出する中性子吸収同位体を含有する蛍光体が中性子を吸収した際に発する蛍光によって前記中性子を検出する中性子検出器であって、 前記蛍光体で構成された薄膜状の蛍光体層と、当該蛍光体層と膜厚方向で隣接し前記蛍光を透過させる光透過材料で構成された薄膜状の光透過層とが、前記中性子の入射方向に沿って複数組設けられた積層構造を有するシンチレータと、 前記蛍光を検出した出力として出力パルスを発する光検出器と、 を具備することを特徴とする中性子検出器。
IPC (2件):
G01T 3/06 ,  G01T 1/20
FI (2件):
G01T3/06 ,  G01T1/20 B
Fターム (6件):
2G188BB09 ,  2G188CC15 ,  2G188CC16 ,  2G188CC18 ,  2G188EE16 ,  2G188EE28
引用特許:
出願人引用 (2件)

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