特許
J-GLOBAL ID:202303014346775587

情報処理システム及びアクセス制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 土井 健二 ,  林 恒徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2022-053107
公開番号(公開出願番号):特開2023-146098
出願日: 2022年03月29日
公開日(公表日): 2023年10月12日
要約:
【課題】ファイルに対するアクセス結果の一貫性を保つ。 【解決手段】情報処理装置において、第1ファイルシステムは、事前に、第1ファイルに対する第1アクセス要求を受け付けた場合、第1ファイルに対する第1ファイルパスを同期エージェントに送信し、第1ファイルシステムから受信した第1ファイルパスを記憶する。インターセプトライブラリは、今回、第2ファイルに対する第2アクセス要求をフックしたことに応じて、第2ファイルに対する第2ファイルパスを同期エージェントに送信し、インターセプトライブラリから送信された第2ファイルパスを受信したことに応じて判定し、記憶されていると判定した場合、第1ファイルシステムによって第2ファイルに対するアクセスが仮想ファイルシステムを介して行われるように制御し、記憶されていないと判定した場合、第2ファイルに対するアクセスが仮想ファイルシステムを介さずに行われるように制御する。 【選択図】図16
請求項(抜粋):
ファイルを記憶する記憶装置と、 ユーザ空間で実装される第1ファイルシステムと同期エージェントとインターセプトライブラリと、カーネル空間で実装される仮想ファイルシステムとを有し、前記記憶装置に記憶された前記ファイルに対するアクセスを制御する情報処理装置と、を備える情報処理システムであって、 前記第1ファイルシステムは、事前に、前記記憶装置に記憶された第1ファイルに対する第1アクセス要求を受け付けた場合、前記第1ファイルに対する第1ファイルパスを前記同期エージェントに送信し、 前記同期エージェントは、前記第1ファイルシステムから受信した前記第1ファイルパスを第1記憶部に記憶し、 前記インターセプトライブラリは、今回、前記記憶装置に記憶された第2ファイルに対する第2アクセス要求をフックしたことに応じて、前記第2ファイルに対する第2ファイルパスを前記同期エージェントに送信し、 前記同期エージェントは、 前記インターセプトライブラリから送信された前記第2ファイルパスを受信したことに応じて、前記第2ファイルパスが前記第1記憶部に記憶されているか否かを判定し、 前記第2ファイルパスが前記第1記憶部に記憶されていると判定した場合、前記第1ファイルシステムによって前記第2ファイルに対するアクセスが前記仮想ファイルシステムを介して行われるように制御し、前記第2ファイルパスが前記第1記憶部に記憶されていないと判定した場合、前記インターセプトライブラリによって前記第2ファイルに対するアクセスが前記仮想ファイルシステムを介さずに第2ファイルシステムを介して行われるように制御する、 ことを特徴とする情報処理システム。
IPC (2件):
G06F 16/188 ,  G06F 16/182
FI (2件):
G06F16/188 ,  G06F16/182
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 米国特許第8145614号明細書

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