特許
J-GLOBAL ID:202303016076168660
骨処置用器具
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松岡 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2022-042447
公開番号(公開出願番号):特開2023-136656
出願日: 2022年03月17日
公開日(公表日): 2023年09月29日
要約:
【課題】術者の経験によらずにピン状部材を患者の骨に対して正確な位置及び方向で容易に刺入することができる骨処置用器具を提供する。
【解決手段】ガイド部材11は、ピン状部材10の刺入方向をガイドする。本体軸部材12は、ガイド部材11が取り付けられる。樹脂製の第1指標部材13及び第2指標部材14は、本体軸部材12に取り付けられ、ガイド部材11の位置を指標する。第1指標部材13は、本体軸部材12にガイド部材11と長手方向の異なる位置で取り付けられ、ガイド部材11を含む面S1に沿って延びる。第2指標部材14は、本体軸部材12にガイド部材11と長手方向の同じ位置で取り付けられ、面S1に垂直でガイド部材11を含む面S2に沿って延びる。第1指標部材13及び第2指標部材14の先端側に、ピン状部材10の位置を指標する金属指標部材15、16が配置されている。
【選択図】 図5
請求項(抜粋):
患者の骨にピン状部材を刺入する処置を施す際に用いられる骨処置用器具であって、
金属材料で形成されているとともに、前記骨に刺入される前記ピン状部材が挿通され、前記ピン状部材の前記骨への刺入方向をガイドする筒状のガイド部材と、
長手方向を有する軸状に形成され、前記ガイド部材が前記長手方向とは異なる方向に延びる状態で取り付けられる本体軸部材と、
樹脂材料、木材、及び紙のいずれかで形成され、前記長手方向とは異なる方向に前記本体軸部材から延びる状態で前記本体軸部材にそれぞれ取り付けられるとともに、それぞれ前記ガイド部材の位置を指標する第1指標部材及び第2指標部材と、
を備え、
前記第1指標部材は、前記本体軸部材に対して、前記長手方向における前記ガイド部材が取り付けられる位置と異なる位置で、前記ガイド部材が延びる方向を含む面として規定される第1の面に沿って延びるように取り付けられ、
前記第1の面は、前記第1指標部材が延びる方向と前記ガイド部材が延びる方向とを含む面として規定され、
前記第2指標部材は、前記本体軸部材に対して、前記長手方向における前記ガイド部材が取り付けられる位置と同じ位置で、前記第1の面に対して垂直な面であって前記ガイド部材が延びる方向を含む面として規定される第2の面に沿って、前記ガイド部材が延びる方向とは異なる方向に延びるように取り付けられ、
前記第1指標部材及び前記第2指標部材のそれぞれには、前記本体軸部材から延びる先端側において、金属材料で形成され、前記ガイド部材に挿通されて前記骨に刺入される前記ピン状部材の位置を指標する金属指標部材が配置されていることを特徴とする、骨処置用器具。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (3件):
4C160LL07
, 4C160LL27
, 4C160LL42
引用特許:
出願人引用 (3件)
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米国特許出願公開第2014/0276841号明細書
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米国特許出願公開第2003/0212405号明細書
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米国特許出願公開第2008/0021479号明細書
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