特許
J-GLOBAL ID:202303017452021060

ブリルアン位相シフトの検出方法および検出装置と光ファイバ温度センシング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣幸 正樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2022-080308
公開番号(公開出願番号):特開2023-168921
出願日: 2022年05月16日
公開日(公表日): 2023年11月29日
要約:
【課題】コヒーレント光検波法を用いたブリルアン位相シフトの検出は、局発光の光強度を高くしつつ、局発光とプローブ光の光周波数を同期させることが容易ではなかった。 【解決手段】第1の光源からプローブ光、パイロット光、ポンプ光を生成し、プローブ光とパイロット光をセンサ用光ファイバの一端から入力し、ポンプ光を他端から入力し、他端から得た光を第2の光源から生成したローカル光で検波し、プローブ光に対応するプローブ光電気信号とパイロット光に対応するパイロット光電気信号を分けた後、パイロット光の共役信号をプローブ光に乗算しローカル光成分を除去し、さらにプローブ光とパイロット信号から生成したダウンコンバート信号をさらに乗算することで、直流成分にダウンコンバートしてブリルアン位相信号exp(jΔφ b )を算出し、位相成分を取り出してブリルアン位相シフト量を求める。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1の光源からの光をプローブ光生成信号とパイロット光生成信号を用いてプローブ光とパイロット光を生成し、 前記プローブ光と前記パイロット光を合波しセンサ用光ファイバの一端から入力し、 前記第1の光源からの光をポンプ光として前記センサ用光ファイバの他端から入力する光入力工程と、 前記センサ用光ファイバの前記他端からの出力光を第2の光源から生成したローカル光を使って検波しビート電気信号を得る検波工程と、 前記ビート電気信号をプローブ光に対応するプローブ光電気信号と前記パイロット光に対応するパイロット光電気信号に分離する分離工程と、 前記パイロット光電気信号の位相共役信号を前記プローブ光電気信号に乗算し前記ローカル光の影響が除去されたプローブパイロット光電気信号を求めるローカル光成分除去工程と、 前記プローブパイロット光電気信号をベースバンド帯域に変換するためのダウンコンバート信号を生成し、 前記プローブパイロット光電気信号に乗算しブリルアン位相信号を求め、前記ブリルアン位相信号からブリルアン位相シフト量を求める位相成分算出工程を有するブリルアン位相シフトの検出方法。
IPC (2件):
G01D 5/353 ,  G01K 11/322
FI (2件):
G01D5/353 B ,  G01K11/322
Fターム (16件):
2F056AE03 ,  2F056AE05 ,  2F103BA37 ,  2F103CA06 ,  2F103CA07 ,  2F103EB02 ,  2F103EB16 ,  2F103EC09 ,  2F103EC10 ,  2F103EC16 ,  2F103ED27 ,  2F103ED36 ,  2F103ED38 ,  2F103ED39 ,  2F103FA01 ,  2F103FA02

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