特許
J-GLOBAL ID:202303019971722760
天敵昆虫の増殖装置、天敵昆虫の増殖方法及び難防除微小害虫の防除方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
近藤 利英子
, 菅野 重慶
, 竹山 圭太
, 岡田 薫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2022-111815
公開番号(公開出願番号):特開2023-017717
出願日: 2022年07月12日
公開日(公表日): 2023年02月07日
要約:
【課題】IPMの普及に寄与するための、従来の天敵昆虫の増殖装置に比べて天敵昆虫のカブリダニ類の増殖を向上させ、装置からのカブリダニ類の放出数を増加させ、より好適には放出期間をできるだけ長期化させるように改善した天敵昆虫の増殖装置の提供、さらに、同時に別の2種類の天敵昆虫の増殖を可能にできる天敵昆虫の増殖装置の提供。
【解決手段】天敵昆虫が出入り可能な密閉空間を有する本体部内に、天敵昆虫と、該昆虫の餌になる餌ダニと、該餌ダニのエサを含む小袋状部材と、産卵用のフェルト製部材と、徐放湿性の保水材からなる保水資材とが少なくとも配置されており、天敵昆虫は、1種類のカブリダニ類であり、餌ダニは、少なくとも、サトウダニ科のサトウダニであり、前記保水資材は、糖類を含む水溶液を用いて保水させた餌入りであることを特徴とする天敵昆虫の増殖装置。
【選択図】 なし
請求項(抜粋):
難防除微小害虫の天敵となる天敵昆虫の増殖を向上させるための天敵昆虫の増殖装置であって、
天敵昆虫が出入り可能な密閉空間を有する本体部の内部に、天敵昆虫と、該天敵昆虫の餌になる餌ダニと、該餌ダニのエサが少なくとも入っている小袋状部材と、産卵用のフェルト製部材と、徐放湿性の保水材からなる保水資材とが少なくとも配置されており、
前記天敵昆虫は、スワルスキーカブリダニを代表例とする1種類のトゲダニ亜目に属するカブリダニ科のカブリダニ類であり、
前記餌ダニは、少なくとも、サトウダニを代表例とする1種類のコナダニ亜目に属するサトウダニ科のサトウダニであり、
前記保水資材は、糖類を含む水溶液を用いて保水させた餌入りである、
ことを特徴とする天敵昆虫の増殖装置。
IPC (3件):
A01K 67/033
, A01N 63/14
, A01P 7/04
FI (3件):
A01K67/033 502
, A01N63/14
, A01P7/04
Fターム (2件):
引用特許:
前のページに戻る