特許
J-GLOBAL ID:202303020819864477

選鉱方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 弁理士法人山内特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2021-204786
公開番号(公開出願番号):特開2023-090049
出願日: 2021年12月17日
公開日(公表日): 2023年06月29日
要約:
【課題】砒素品位の高い原料から砒素品位の低い精鉱を得ることができる選鉱方法を提供する。 【解決手段】選鉱方法は、砒素を含まない硫化鉱物である砒素非含有硫化鉱物と、砒素を含む硫化銅鉱物である砒素含有硫化鉱物とを含む原料に水を添加して鉱物スラリーを得るレパルプ工程と、鉱物スラリーの液相のpHを10以上に調整するpH調整工程と、鉱物スラリーに酸化剤およびキサントゲン酸アルカリ金属塩を添加する条件付け工程と、鉱物スラリーを用いて浮遊選鉱を行ない、原料を原料よりも砒素非含有硫化鉱物の品位が高い浮鉱と原料よりも砒素含有硫化鉱物の品位が高い沈鉱とに分離する浮遊選鉱工程とを有する。原料は銅100重量部に対して砒素を4.4~5.8重量部含む。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
砒素を含まない硫化鉱物である砒素非含有硫化鉱物と、砒素を含む硫化銅鉱物である砒素含有硫化鉱物とを含む原料に水を添加して鉱物スラリーを得るレパルプ工程と、 前記鉱物スラリーの液相のpHを10以上に調整するpH調整工程と、 前記鉱物スラリーに酸化剤およびキサントゲン酸アルカリ金属塩を添加する条件付け工程と、 前記鉱物スラリーを用いて浮遊選鉱を行ない、前記原料を前記原料よりも前記砒素非含有硫化鉱物の品位が高い浮鉱と前記原料よりも前記砒素含有硫化鉱物の品位が高い沈鉱とに分離する浮遊選鉱工程と、を備え、 前記原料は銅100重量部に対して砒素を4.4~5.8重量部含む ことを特徴とする選鉱方法。
IPC (5件):
C22B 1/00 ,  C22B 15/00 ,  C22B 1/11 ,  B03D 1/008 ,  B03D 1/012
FI (5件):
C22B1/00 101 ,  C22B15/00 ,  C22B1/11 ,  B03D1/008 ,  B03D1/012
Fターム (7件):
4K001AA09 ,  4K001BA03 ,  4K001CA06 ,  4K001CA49 ,  4K001DB25 ,  4K001JA03 ,  4K001JA10
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 高砒素含銅物からの砒素鉱物の分離方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-022906   出願人:住友金属鉱山株式会社, 国立大学法人九州大学
  • 選鉱方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2019-147005   出願人:国立大学法人九州大学, 住友金属鉱山株式会社

前のページに戻る