研課題
J-GLOBAL ID:202304007612316655  研究課題コード:22717453

コミュニティのスマート化がもたらすELSIと四次元共創モデルの実践的検討

実施期間:2022 - 2025
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 大学院文学研究科, 教授 )
研究概要:
近年、世界中の多くの都市がスマートシティーの実現を目指している。社会システムのスマート化は、流通やモビリティーなどインフラの最適化や効率化に資する一方で、スマートシティーの究極目標として掲げられているウェルビーイングの向上の定義や課題、スマート化がもたらし得るELSIへの目配りが十分には前景化されていない。 本プロジェクトは、人間の「生」の変容への影響や、リアルとバーチャルにまたがるコミュニティーの貧困化や群衆化を招くリスクなどを「WE(絆・コミュニティ)」問題と名付け、スマート化・DX化の技術がもたらすELSIとして同定し、その解決に取り組む。具体的には、福井県越前市におけるIT意思決定支援実験や、小田急沿線におけるMaaS人流滞留実験などを通じて、スマート化がコミュニティーに及ぼす影響を評価する汎用的パラメーター系を開発し、産官学連携による実践的検討を行う。日本社会の特性やアジア地域への汎用性にも配慮しながら、リアルとバーチャルの「WE」の再活性化につながる、スマートコミュニティーのELSIの処方箋を提案する。
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
研究制度:
上位研究課題: 科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践研究開発プログラム
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構
報告書等:

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