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J-GLOBAL ID：202402272286063114   整理番号：24A0124814

不均一な施設分布における自動運転を利用した電気自動車のながら充電に関する考察

著者 (3件)： 酒井瑞輝 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  宮北和之 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  中野敬介 (新潟大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 123  号： 218(ICTSSL2023 24-34)  ページ： 12-17 (WEB ONLY)  発行年： 2023年10月12日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電気自動車(Electric Vehicle:EV)の課題として,充電待ち時間がガソリン自動車の給油待ち時間と比べて大変長いことが挙げられる.この課題の解決策の一つとして,商業施設などで搭乗者がサービスを受けている間にEVの充電を行う「ながら充電」という考え方がある.ながら充電により,搭乗者の充電のためだけに待つ時間(純粋な待ち時間)を減らすことができる.本報告では,不均一な施設分布における自動運転を利用したながら充電を考える.施設密度が異なる2つの領域が隣接している場合を考え,各領域の施設密度や充電可能施設数を変化させたシミュレーション結果を比較,評価し,施設分布が不均一である場合において充電の性能がどのような場合に変化するのか考察する.また,自動運転を使用するながら充電において,多くのEVが近くの充電可能施設で充電できるような制御手法を提案し,その手法を用いることで施設分布が不均一である場合についても充電の性能が向上することを示す.(著者抄録)

シソーラス用語： *自動運転 ,  *電気自動車 ,  *充電 ,  ガソリン自動車 ,  待ち時間 ,  商業施設 ,  シミュレーション ,  給油 ,  制御方式

分類 (1件)： 電気自動車  (QG07020B)

引用文献 (12件)：

• 清水延彦 “2050ネットゼロに向けた電気自動車の更なる普及促進策の検討,” 環境経済・政策研究, vol.15, no.1, pp.43-47, March. 2022.
• K. Nakano, K. Miyakita, et al., “Modeling of a Charging Network for Electric Vehicles,” Proc. First International Workshop on Smart Grid Modeling and Simulation at IEEE SmartGridComm 2011, pp.19-24, 2011.
• K . Miyakita, K. Nakano and Y. Ibe, “Efficient deployment of chargers for electric vehicles,”Proceedings of 19th ITS World Congress, AP-00212, Oct. 2012.
• Y. Ibe, K. Nakano and K. Miyakita, “Analysis of Charging Waiting Time of Electric Vehicles in a Parking Lot,” Proc. of ITC-CSCC 2013, pp.44-47, June 2013.
• K. Miyakita, K. Nakano and Y. Ibe, “Efficient Reservation of Chargers for Electric Vehicles,” Proc. of the 20th ITS World Congress 2013, TS119, 3385, Oct. 2013.

タイトルに関連する用語 (4件)： 施設 ,  分布 ,  電気自動車 ,  充電