抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電力会社の需給運用業務において,水力発電は火力発電の燃料費を抑制する手段の一つとして活用されてきた.水力および火力の発電計画を作成する場合には数理最適化の技術が活用される.両者を単一の最適化問題としてモデル化すれば燃料費を最小化する水力発電の計画を作成することができるが,別個のプロセスを単一化することはシステム全体の開発コストを膨張させる.我々は水力計画システムと火力計画システムが相互に協調しつつ最適化は個別に実行するコンカレント水火協調問題に注目している.本報告ではコンカレント水火協調問題のシミュレーション実験により,燃料コストの削減率に対して貯水池への流入量が決定要因となることを分散分析・回帰分析により明らかにした.(著者抄録)