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J-GLOBAL ID：202402283217439621   整理番号：24A0562870

部分QUBOアニーリングを用いたインターモーダル旅程最適化

著者 (4件)： 野口竜弥 (早稲田大 大学院基幹理工学研究科) ,  深田佳佑 (早稲田大 大学院基幹理工学研究科) ,  鮑思雅 (早稲田大 大学院基幹理工学研究科) ,  戸川望 (早稲田大 大学院基幹理工学研究科)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2024  号： ITS-96  ページ： Vol.2024-ITS-96,No.6,1-8 (WEB ONLY)  発行年： 2024年02月26日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： インターモーダル旅程最適化問題とは,徒歩やバスなど複数ある交通手段を考慮した上で,観光スポットやホテルの最適な巡回経路を複数日にまたがって探索する組合せ最適化問題である.また,組合せ最適化問題を効率よく求解する計算機として,イジングマシンが注目されている.イジングマシンは,組合せ最適化問題をイジングモデルもしくはイジングモデルと等価なQuadratic Unconstrained Binary Optimization(QUBO)に変換することで問題を求解できるが,ハードウェア上の制約により入力可能な問題サイズに上限がある.そのため,観光スポットやホテルの数が多い問題の場合はイジングマシンで直接解くことが困難である.そこで本稿では,QUBOを部分QUBOへ分割してイジングマシンで求解するインターモーダル旅程最適化手法を提案する.提案手法は繰り返しイジングマシンで求解するため,ハイパーパラメータチューニングをせずに(準)最適解を得ることが期待される.東京,京都,愛知を対象にイジングマシンによる評価実験を行い,提案手法では部分QUBOを使用しない場合に比べてPOI(Point-of-Interest)満足度が3.97%,旅行費用が8.37%改善された.(著者抄録)

シソーラス用語： *組合せ最適化問題 ,  *Ising模型 ,  *協同一貫輸送 ,  量子計算 ,  量子アニーリング
準シソーラス用語： *Isingモデル ,  QUBO ,  *インターモーダル旅程最適化 ,  インタモーダル輸送 ,  部分QUBO

分類 (1件)： 数理計画法  (KA03030M)

タイトルに関連する用語 (2件)： アニーリング ,  最適化