特許
J-GLOBAL ID:202403002174654579

分離システム及び分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 田▲崎▼ 聡 ,  鈴木 慎吾 ,  酒井 太一 ,  渡辺 伸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2022-188371
公開番号(公開出願番号):特開2024-076690
出願日: 2022年11月25日
公開日(公表日): 2024年06月06日
要約:
【課題】装置の劣化を抑制しつつ、軽水素及び重水素を含む流体から高い分離効率で重水素を分離できる分離システム及び分離方法の提供。 【解決手段】複数の分離装置を直列に連結して備え、複数の分離装置はアノード触媒層とカソード触媒層が設けられた電解質膜を備え、アノード流路には軽水素及び重水素を含む第一流体を流入する第一の流入流路112aと、第一流体よりも重水素含有率が低い第二流体を流出する第一の流出流路112b,212bが接続され、カソード流路には第三流体を流入する第二の流入流路113a,213aと、軽水及び重水を含む第四流体を流出する第二の流出流路113b,213bが接続され、複数の分離装置のうち少なくとも最上流の分離装置が、第三流体として水蒸気を含む気体を流入し、第四流体として第三流体とアノード触媒層からカソード触媒層へ移動した重水素とを流出する第一の分離装置10である、分離システム1。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも軽水素及び重水素を含む流体から前記重水素を分離する複数の分離装置を直列に連結して備える分離システムであって、 前記複数の分離装置は、それぞれ電解質を有する電解質膜を備え、 前記電解質膜の両面のうち、第一の面にアノード触媒層及びアノード流路がこの順に設けられ、第二の面にカソード触媒層及びカソード流路がこの順に設けられ、 前記アノード流路には、少なくとも軽水素及び重水素を含む気体である第一流体を前記アノード流路に流入する第一の流入流路と、前記第一流体よりも重水素含有率が低い気体である第二流体を前記アノード流路から流出する第一の流出流路とが接続され、 前記カソード流路には、第三流体を前記カソード流路に流入する第二の流入流路と、少なくとも軽水及び重水を含む第四流体を前記カソード流路から流出する第二の流出流路とが接続され、 前記複数の分離装置のうち少なくとも最上流の分離装置が、前記第三流体として少なくとも水蒸気を含む気体を前記カソード流路に流入し、前記第四流体として前記カソード流路を通過した前記第三流体と前記アノード触媒層から前記カソード触媒層へ移動した前記重水素とを前記カソード流路から流出する第一の分離装置である、分離システム。
IPC (7件):
B01D 59/12 ,  B01D 59/40 ,  C25B 1/01 ,  C25B 1/02 ,  C25B 9/23 ,  C25B 9/00 ,  H01M 8/04
FI (7件):
B01D59/12 ,  B01D59/40 ,  C25B1/01 Z ,  C25B1/02 ,  C25B9/23 ,  C25B9/00 Z ,  H01M8/04 Z
Fターム (12件):
4K021AA09 ,  4K021BA02 ,  4K021DB16 ,  4K021DB31 ,  4K021DB43 ,  4K021DB53 ,  5H127AC05 ,  5H127BA02 ,  5H127BA14 ,  5H127BB02 ,  5H127BB32 ,  5H127BB42
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 国際公開第2018/194182号
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • アノードガス循環型燃料電池による重水素同位体分離

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