特許
J-GLOBAL ID:202403002331584695
物質抽出装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
田中 順也
, 水谷 馨也
, 迫田 恭子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2023-047120
公開番号(公開出願番号):特開2024-136132
出願日: 2023年03月23日
公開日(公表日): 2024年10月04日
要約:
【課題】イオン液体の生成反応を利用した物質抽出において、目的物質を迅速かつ簡便に抽出することができる物質抽出装置を提供する。
【解決手段】遠心機2と、遠心機2に取り付けられる回転部材1と、を備える、物質抽出装置10であって、回転部材1は、抽出ユニット11を備えており、抽出ユニット11は、少なくとも、サンプル水溶液を収容するリザーバーAと、陽イオン水溶液又は陰イオン水溶液のいずれか一方を収容するリザーバーBと、対イオン水溶液を収容するリザーバーCと、各リザーバーと接続された溶液混合槽Dと、溶液混合槽Dに連なるイオン液体貯留部Eと、を備えており、回転部材1の回転による遠心力により、サンプル水溶液、陽イオン水溶液又は陰イオン水溶液、対イオン水溶液が、時間差をもってこの順に溶液混合槽Dで混合され、イオン液体が、イオン液体貯留部Eへ移動するよう、回転部材の回転速度が制御される、物質抽出装置。
【選択図】図1
請求項(抜粋):
遠心機と、前記遠心機に取り付けられる回転部材と、を備える、物質抽出装置であって、
前記回転部材は、抽出ユニットを備えており、
前記抽出ユニットは、少なくとも、目的物質を含むサンプル水溶液を収容するリザーバーAと、イオン液体を構成する陽イオン水溶液又は陰イオン水溶液のいずれか一方を収容するリザーバーBと、前記イオン液体を構成する対イオン水溶液を収容するリザーバーCと、前記各リザーバーと接続された溶液混合槽と、前記溶液混合槽に連なるイオン液体貯留部と、を備えており、
前記遠心機に取り付けられた前記回転部材の回転による遠心力により、前記リザーバーAに収容された前記サンプル水溶液、前記リザーバーBに収容された前記陽イオン水溶液又は陰イオン水溶液のいずれか一方、及び前記リザーバーCに収容された前記対イオン水溶液が、時間差をもってこの順に前記溶液混合槽へ送り込まれることで混合液が生成されると共に、前記混合液中において前記陽イオン及び前記陰イオンから生成したイオン液体が、前記イオン液体貯留部へ移動するよう、前記回転部材の回転速度が制御される、物質抽出装置。
IPC (5件):
B01D 11/04
, B04B 1/02
, B04B 7/08
, B04B 9/10
, G01N 1/10
FI (6件):
B01D11/04 103
, B04B1/02
, B04B7/08
, B04B9/10
, G01N1/10 H
, G01N1/10 F
Fターム (29件):
2G052AD26
, 2G052ED11
, 2G052ED17
, 2G052FB06
, 2G052HC36
, 2G052HC38
, 4D056AB03
, 4D056AB12
, 4D056AC04
, 4D056AC05
, 4D056AC11
, 4D056AC13
, 4D056AC15
, 4D056BA08
, 4D056BA09
, 4D056CA02
, 4D056CA03
, 4D056CA06
, 4D056CA13
, 4D056CA33
, 4D056DA10
, 4D057AA03
, 4D057AB03
, 4D057AC01
, 4D057AC06
, 4D057AD01
, 4D057AE02
, 4D057AF00
, 4D057CB04
引用特許:
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