特許
J-GLOBAL ID:202403005116719040

非破壊検査方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 堀田 実 ,  野村 俊博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2024-056673
公開番号(公開出願番号):特開2024-083401
出願日: 2024年03月29日
公開日(公表日): 2024年06月21日
要約:
【課題】検査対象物を破壊することなく、検査対象物内に存在する対象成分の深さ、および、その濃度を評価できる技術を提供する。 【解決手段】非破壊検査装置20は、検査対象物1に中性子線を入射し、中性子線により発生したガンマ線のうち検査対象物1内の対象成分に由来の特定ガンマ線を検出し、検出結果に基づいて対象成分が存在する深さを検出する。非破壊検査装置20は、検査対象物1の表面1aへパルス中性子線を照射する中性子源3と、検査対象物1へのパルス中性子線の入射により生じた特定ガンマ線を検出するガンマ線検出装置5と、基準時点に対する、特定ガンマ線を検出した時点を特定する時点特定部15とを備える。 【選択図】図7
請求項(抜粋):
高速中性子を含むパルス中性子線を、鉄筋を内部に含むコンクリート構造物に入射し、前記パルス中性子線に基づいて発生した特定ガンマ線を検出及び同定し、当該検出の結果に基づいて、前記コンクリート構造物内において前記鉄筋の腐食を引き起こす塩分としての塩素Clの存在深さを導出するための非破壊検査装置であって、 前記コンクリート構造物の表面へ前記パルス中性子線を照射する中性子源と、 前記パルス中性子線が前記コンクリート構造物内の前記塩素Clと反応することにより発生した前記特定ガンマ線を検出するガンマ線検出装置と、 基準時点に対する、前記特定ガンマ線を検出した時点を特定する時点特定部と、 前記コンクリート構造物において前記塩素Clが存在する深さと、前記コンクリート構造物に前記高速中性子を入射させた場合に前記特定ガンマ線が検出される時点との関係を表わす高速中性子用の深さデータを記憶する深さデータ記憶部と、 前記高速中性子用の深さデータと、前記時点特定部が特定した時点とに基づいて、前記塩素Clが存在する深さを求める深さ検出部と、を備える、非破壊検査装置。
IPC (1件):
G01N 23/22
FI (1件):
G01N23/22
引用特許:
出願人引用 (1件)

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