特許
J-GLOBAL ID:202403011059541603
計算方法、計算システム、及びプログラム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
弁理士法人ドライト国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2022-207874
公開番号(公開出願番号):特開2024-092146
出願日: 2022年12月26日
公開日(公表日): 2024年07月08日
要約:
【課題】イジングマシンを用いて制約付き組合せ最適化問題を解く際に必要なスピン変数の個数を削減し、イジングマシンの性能を改善させる。
【解決手段】線形の等式制約のある組合せ最適化問題を複数のスピン変数で表されるイジングモデルで解くために、古典コンピュータ20は、複数のスピン変数のうち少なくとも1つを第1スピンとして選択し、第1スピン以外を第2スピンとして設定し、線形の等式制約に基づいて第1スピンを第2スピンの一次式で表すことで、目的関数項と制約項との和で与えられるイジングモデルのハミルトニアンを第2スピンの関数として定義し、イジングマシン30は、ハミルトニアンに対する最適解を計算する。古典コンピュータ20は、イジングマシン30で計算された最適解から、第2スピンの一次式に基づいて第1スピンの値を計算することによって、イジングモデルの最適解を計算する。
【選択図】図8
請求項(抜粋):
線形の等式制約のある組合せ最適化問題を複数のスピン変数で表されるイジングモデルで解くための計算方法であって、
古典コンピュータにより、
前記複数のスピン変数のうち少なくとも1つを第1スピンとして選択し、前記複数のスピン変数のうち前記第1スピン以外を第2スピンとして設定し、前記線形の等式制約に基づいて前記第1スピンを前記第2スピンの一次式で表すことで、目的関数項と制約項との和で与えられる前記イジングモデルのハミルトニアンを前記第2スピンの関数として定義し、
イジングマシンにより、
前記ハミルトニアンに対する最適解を計算し、
前記古典コンピュータにより、
前記イジングマシンで計算された最適解から、前記一次式に基づいて前記第1スピンの値を計算することによって、前記イジングモデルの最適解を計算する、計算方法。
IPC (1件):
FI (1件):
前のページに戻る