特許

J-GLOBAL ID：202403020043495279

レボグルコサンの製造方法

発明者： 河本 晴雄 ,  レシ ピタ ロカ ギンティン ,  松尾 佳奈 ,  野村 高志 ,  丸一 泰子 ,  南 英治 ,  小林 一人 ,  三木 晃子
出願人/特許権者： 国立大学法人京都大学 ,  信越化学工業株式会社
代理人 (1件)： 弁理士法人英明国際特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2023-098562
公開番号（公開出願番号）：特開2024-007373
出願日： 2023年06月15日
公開日（公表日）： 2024年01月18日
要約：

【課題】パルプを原料としてレボグルコサンを簡便かつ高収率、高純度で工業的に製造する方法を提供する。 【解決手段】(1)構成糖としてのグルコースの含有量が80質量%以上であり、かつクラーソンリグニンの含有量が1質量%以下であるパルプを二価金属塩水溶液で浸漬処理する工程、 (2)前記浸漬処理後のパルプを加熱して熱分解させ、気体状のレボグルコサンを生成すると共に、チャーを生成せず又はフィルム状のチャーを生成し、かつ一酸化炭素を生成せず又は生成してもその生成量が前記パルプの絶乾質量100質量部当たり5質量部以下となる加熱処理を行う工程、及び (3)前記気体状のレボグルコサンをその沸点以下の温度まで冷却して回収する回収工程 を含むレボグルコサンの製造方法である。 【選択図】なし

請求項（抜粋）：

(1)構成糖としてのグルコースの含有量が80質量%以上であり、かつクラーソンリグニンの含有量が1質量%以下であるパルプを二価金属塩水溶液で浸漬処理する工程、 (2)前記浸漬処理後のパルプを加熱して熱分解させ、気体状のレボグルコサンを生成すると共に、チャーを生成せず又はフィルム状のチャーを生成し、かつ一酸化炭素を生成せず又は生成してもその生成量が前記パルプの絶乾質量100質量部当たり5質量部以下となる加熱処理を行う工程、及び (3)前記気体状のレボグルコサンをその沸点以下の温度まで冷却して回収する回収工程 を含むレボグルコサンの製造方法。

IPC (1件)：

C07H 3/10

FI (1件)：

C07H3/10

Fターム (3件)：

4C057AA06 ,  4C057AA19 ,  4C057BB07