特許
J-GLOBAL ID:202403021213246259

TfRに結合するバイスペシフィック抗体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 弁理士法人栄光事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2024-096802
公開番号(公開出願番号):特開2024-119984
出願日: 2024年06月14日
公開日(公表日): 2024年09月03日
要約:
【課題】TfRおよび細胞表面抗原に結合する新規なバイスペシフィック抗体、該バイスペシフィック抗体断片、該バイスペシフィック抗体またはバイスペシフィック抗体断片をコードするDNA、該DNAを含むベクター、該バイスペシフィック抗体またはバイスペシフィック抗体断片を生産するハイブリドーマおよび形質転換株、該バイスペシフィック抗体またはバイスペシフィック抗体断片の製造方法、該バイスペシフィック抗体またはバイスペシフィック抗体断片を含む治療および診断薬、該バイスペシフィック抗体またはバイスペシフィック抗体断片を用いる治療および診断方法、ならびに該バイスペシフィック抗体またはバイスペシフィック抗体断片を含む検出または測定用試薬を提供することを目的とする。 【解決手段】Transferrin Receptor(TfR)に結合するIgG部分、および細胞表面抗原に結合するN末端側ポリペプチドを含み、該N末端側ポリペプチドが該IgG部分の重鎖のN末端に直接またはリンカーを介して結合する、TfRおよび前記細胞表面抗原に結合するバイスペシフィック抗体であって、前記IgG部分が、特定のアミノ酸配列を含むCDR1~3を含むVH、およびそれぞれ特定のアミノ酸配列を含むCDR1~3を含むVLを含み、前記細胞表面抗原がEGFRであり、前記N末端側ポリペプチドが、EGFRに対する抗体のFabであって、該抗体がそれぞれ特定のアミノ酸配列を含むCDR1~3を含むVH、およびそれぞれ特定のアミノ酸配列を含むCDR1~3を含むVLを含む抗体である、バイスペシフィック抗体。 【選択図】なし
請求項(抜粋):
Transferrin Receptor(TfR)に結合するIgG部分、および 細胞表面抗原に結合するN末端側ポリペプチドを含み、該N末端側ポリペプチドが該IgG部分の重鎖のN末端に直接またはリンカーを介して結合する、 TfRおよび前記細胞表面抗原に結合するバイスペシフィック抗体であって、 前記IgG部分が、以下の(ai)~(ci)から選ばれる1のVH、およびそれぞれ配列番号17~19で表されるアミノ酸配列を含むCDR1~3を含むVLを含み、 前記細胞表面抗原がEGFRであり、 前記N末端側ポリペプチドが、EGFRに対する抗体のFabであって、該抗体がそれぞれ配列番号60~62またはそれぞれ配列番号65~67で表されるアミノ酸配列を含むCDR1~3を含むVH、およびそれぞれ配列番号17~19で表されるアミノ酸配列を含むCDR1~3を含むVLを含む抗体である、バイスペシフィック抗体。 (ai)それぞれ配列番号32~34で表されるアミノ酸配列を含むCDR1~3を含むVH (bi)それぞれ配列番号42~44で表されるアミノ酸配列を含むCDR1~3を含むVH (ci)それぞれ配列番号47~49で表されるアミノ酸配列を含むCDR1~3を含むVH
IPC (14件):
C07K 16/46 ,  C07K 16/28 ,  C12N 15/13 ,  C12N 15/62 ,  C12N 15/63 ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 1/21 ,  C12N 5/10 ,  C12P 21/08 ,  A61P 35/00 ,  A61K 47/68 ,  A61K 39/395 ,  G01N 33/53
FI (15件):
C07K16/46 ,  C07K16/28 ,  C12N15/13 ,  C12N15/62 Z ,  C12N15/63 Z ,  C12N1/15 ,  C12N1/19 ,  C12N1/21 ,  C12N5/10 ,  C12P21/08 ,  A61P35/00 ,  A61K47/68 ,  A61K39/395 T ,  G01N33/53 D ,  G01N33/53 Y
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 米国特許出願公開第2007/0071675号明細書
  • 国際公開第2001/077342号
  • 国際公開第2009/131239号
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