抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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レバレッジドETFは,日経平均株価指数先物など指数と連動する先物を保有して指数の何倍かの価格変動を実現している上場投資信託である.レバレッジドETF(先物)の価格が下落した場合,それらの市場間での裁定取引によってレバレッジドETF(先物)は先物(レバレッジドETF)の流動性を使い下落幅を抑えることが人工市場を用いた研究でわかっている.しかし,裁定取引がこれらの市場の流動性について与える影響については調べられていない.そこで本研究ではレバレッジドETFと先物の市場のどちらかで価格急落が起きたときに,裁定取引の有無による各市場の流動性(Volume,Depth,Tightness)の違いを人工市場シミュレーションを用いて調査した.その結果,先物市場に誤発注が起こった場合において裁定取引が存在することによってVolumeの観点では先物市場からレバレッジドETF市場へ流動性が供給されることがわかった.またDepthとTightnessの観点ではレバレッジドETF市場から先物市場へ流動性が供給されることがわかった.レバレッジドETF市場に誤発注が起こった場合において裁定取引が存在することによってTightnessの観点ではレバレッジドETF市場から先物市場に流動性が供給されることがわかった.Depthの観点では先物市場からレバレッジドETF市場へ流動性が供給されることがわかった.(著者抄録)