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J-GLOBAL ID：200903000054836045

新規な生分解性高吸水体およびその製造方法

Inventor： 国岡 正雄 ,  平木 純
Applicant, Patent owner： 工業技術院長 ,  チッソ株式会社
Agent (2)： 藤本 博光 (外2名) ,  藤本 博光 (外1名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1994094954
Publication number (International publication number)：1995300522
Application date： May. 09, 1994
Publication date： Nov. 14, 1995
Summary：

【要約】【構成】 吸水倍率10以上のポリ(γ-グルタミン酸)とポリ(ε-リジン)放射線架橋体からなる新規な生分解性高吸水体の提供。この生分解性高吸水体は、ポリ(γ-グルタミン酸)の濃度が0.1〜6重量%およびポリ(ε-リジン)をその濃度が0.1〜10重量%になるように水または水と水溶性溶媒との混合溶媒に溶解し、次いで得られた溶液に放射線を照射した後、生成した架橋体を分離して得られる。【効果】 本発明の生分解性高吸水体は、自然界に放置してもそこに棲息する微生物によって分解され、生分解性に優れているので、使用後も自然界に放置されるような土壌改良剤、種子コーティング剤、植物栽培用保水剤用材料として好適に利用し得る。また、使用後の処理が容易になり、電解質を含んだ水溶液に対しても吸水倍率が高いために生理用品、紙おむつ溶剤量などに用いることができる。また、生体に対して適合性が良好であるため人工皮膚用材料に、また周囲環境による体積変化を利用してメカノケミカル素子用材料にも利用し得る。

Claim (excerpt)：

吸水倍率が10以上であるポリ(γ-グルタミン酸)とポリ(ε-リジン)混合放射線架橋体からなる生分解性高吸水体。

IPC (5)：

C08G 69/10 NRN ,  C08G 69/10 ZAB ,  C08L 77/04 LQY ,  C08L 89/00 LSE ,  C12P 21/02