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J-GLOBAL ID:200903000173715124
液体クロマトグラフ質量分析装置の高感度,高分解能測定装置
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
高田 幸彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991241907
Publication number (International publication number):1993082082
Application date: Sep. 20, 1991
Publication date: Apr. 02, 1993
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】制御用コンピュータを専有することなく、低い質量数から高い質量数まで各制御項目のパラメータを高速で制御し、安定したスペトルを検出する手段を提供する。【構成】LC1より分離された試料は霧化部2で霧化され、脱溶媒部3を通り、針電極4にて印加された高電圧でイオン化される。該イオン化されたイオンは、第1細孔5と第2細孔6間に印加されたドリフト電圧9により解離、フォーカスレンズ11により収束され、質量分析部13にて質量分散される。質量分散されたイオンは、偏向電極14により偏向され検知器16で検知される。上記各電圧は、制御CPUからの記憶部へのアドレスおよびタイミング設定を、質量分散信号を制御するシフトレジスタの出力値と切換制御CPUとは独立して、質量分散信号に同期して、各パラメータを制御する制御部17から成る。
Claim (excerpt):
大気圧あるいはそれに近い圧力で動作するイオン化部を備え、二段階の差動排気を用いて上記イオン化部で生成したイオンを中間圧力領域を経て、分析部に導入しうる液体クロマトグラフ質量分析装置において、液体試料の分離を行う液体クロマトグラフ(以下、LCと称す。)と該LCより溶媒とともに流出する試料を霧化する霧化部と、該霧化された溶媒および試料から溶媒を熱によって気化させる脱溶媒部と、該脱溶媒部において溶媒の一部と気化された試料に高電圧を印加した針電極の先端部にてコロナ放電を発生させ大気圧でイオン化する針電極と、該イオンを大気圧から高真空へ導入する第1細孔、および第2細孔から成る中間圧力部と該イオンを真空中で加速する加速電圧が印加された第2細孔と第1細孔間には、数百ボルトのドリフト電圧を印加するドリフト電源、およびドリフト電源と該加速されたイオンを収束させるフォーカスレンズと、該収束されたイオンを質量分散させる質量分析部と、該質量分散されたイオンを偏向し検出し易くするための偏向電極と、該偏向されたイオンを検出する検知部と該検知部より得られたスペクトル形状から、ピーク感度および分解能を調整、制御する制御部から成る液体クロマトグラフ質量分析装置において、質量分散を行う制御信号に同期して該ドリフト電圧、およびフォーカスレンズ電圧、および偏向電極電圧の機差や質量分散能力差を考慮したそれぞれ独立した関数を記憶する記憶部と該記憶部は、質量分散制御信号のデジタル値がCPUとは独立してアドレス設定となる切換部と該デジタル値のカウントアップまたはカウントダウン信号に同期して、記憶部の領域選択を行い該読み出されたデータを記憶部後段に位置するD/A変換器に送出し、各々の電源を制御することにより機差および質量分散能力差に影響することなく、高感度高分解能を得られる手段を設けたことを特徴とする液体クロマトグラフ質量分析装置の高感度,高分解能測定装置。
IPC (2):
Patent cited by the Patent:
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