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J-GLOBAL ID:200903000299792132
ボルト軸力の測定装置及び測定方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
長谷川 芳樹 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994021412
Publication number (International publication number):1995253368
Application date: Feb. 18, 1994
Publication date: Oct. 03, 1995
Summary:
【要約】【目的】 締結状態下のボルト軸力を、ボルトやナットを回転させ緩めることなく測定できる測定装置及び測定方法を提供することを目的とする。【構成】 締結された状態のボルト2に引張り荷重を与える引張り装置と、引張り荷重を測定する歪ゲージ44と、ボルト2の一端から超音波を入射させ、他端で反射した超音波を検出する超音波探触子50と、超音波の往復伝搬時間を測定する往復伝搬時間測定手段と、種々の大きさの引張り荷重を加えている状態における往復伝搬時間の引張り荷重がゼロの締結状態下のボルト内の往復伝搬時間に対する変化量を算出し、引張り荷重がゼロの締結状態下のボルト締付け長さ部分の往復伝搬時間に対する前記変化量の比を算出し、ボルト2の引張り荷重に対する前記比またはボルト内の往復伝搬時間の変化量をプロットしたときの傾きを求め、その傾きが変化するときの引張り荷重からボルト軸部に追加される引張り内力を減じた荷重をボルト2の軸力とするボルト軸力算出手段とを備えている。
Claim (excerpt):
機械や装置に締結された状態のボルトに種々の大きさの引張り荷重を与える引張り手段と、前記引張り手段の引張り荷重を測定する荷重測定手段と、前記ボルトの一端から超音波を入射させる超音波入射手段と、前記ボルトの他端で反射した超音波を検出する超音波検出手段と、前記ボルト内を超音波が往復する時間である往復伝搬時間を測定する往復伝搬時間測定手段と、引張り荷重がゼロの状態の締結状態下のボルト内の往復伝搬時間を計測し、種々の大きさの引張り荷重を加えている状態における往復伝搬時間の前記引張り荷重がゼロの状態の締結状態下のボルト内の往復伝搬時間に対する変化量を算出し、引張り荷重がゼロの状態の締結状態下のボルト締付け長さ部分の往復伝搬時間に対する前記変化量の比を算出し、前記ボルトの引張り荷重に対する前記比またはボルト内の往復伝搬時間の変化量をプロットしたときの傾きを求め、その傾きが変化するときの引張り荷重からボルト軸部に追加される引張り内力を減じた荷重を求めて、締結状態における前記ボルトの軸力とするボルト軸力算出手段と、を備えたボルト軸力の測定装置。
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