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J-GLOBAL ID:200903000304158595

高濃度の無機塩を含む有機物廃液の処理方法および処理装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 井上 勉
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996147183
Publication number (International publication number):1997327688
Application date: Jun. 10, 1996
Publication date: Dec. 22, 1997
Summary:
【要約】【課題】 燃焼炉を安価な炉材で製作するとともに、有機物の分解を低温で行って安価な運転コストで処理し、かつ再利用可能な無機塩を回収することのできる高濃度の無機塩を含む有機物廃液の処理方法および処理装置を提供する。【解決手段】 高濃度の無機塩を含む有機物廃液を処理するに際し、蒸発濃縮法により無水物の析出領域で無機塩の結晶を析出させ、同時に有機物を無機塩と共晶する結晶として分離し、この分離された無機塩と有機物とを、無機塩の溶融温度以下で、かつ有機物の分解温度以上の雰囲気にある分解炉中に投入し、有機物が水に不溶性の炭化物に分解するのに十分な時間その分解炉中に滞留させた後、この分解により得られる灰を水に溶解し、この溶解液を濾過することにより再利用可能な無機塩と少量の炭化物とに分離する。
Claim (excerpt):
高濃度の無機塩を含む有機物廃液を処理するに際し、蒸発濃縮法により無水物の析出領域で無機塩の結晶を析出させ、同時に有機物を前記無機塩と共晶する結晶として分離し、この分離された無機塩と有機物とを、無機塩の溶融温度以下で、かつ有機物の分解温度以上の雰囲気にある分解炉中に投入し、前記有機物が水に不溶性の炭化物に分解するのに十分な時間その分解炉中に滞留させた後、この分解により得られる灰を水に溶解し、この溶解液を濾過することにより再利用可能な無機塩と少量の炭化物とに分離することを特徴とする高濃度の無機塩を含む有機物廃液の処理方法。
IPC (4):
C02F 1/02 ,  C01D 3/16 ,  C01D 5/16 ,  F23G 7/04 601
FI (4):
C02F 1/02 B ,  C01D 3/16 Z ,  C01D 5/16 A ,  F23G 7/04 601 G

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