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J-GLOBAL ID:200903000327848785

差動制限トルク制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 平田 義則 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993028823
Publication number (International publication number):1994239162
Application date: Feb. 18, 1993
Publication date: Aug. 30, 1994
Summary:
【要約】【目的】 車両減速情報に基づいて左右駆動輪間に付与する差動制限トルクを電子制御する差動制限トルク制御装置において、減速時差動制限トルクが減少する旋回後期に、ブレーキ操作を維持している時の旋回挙動安定性確保と、ブレーキを解放した時の旋回回頭性及び舵の効き向上との高レベルでの両立を図ること。【構成】 車両減速度合いに応じた制御目標である減速差動制限トルクが減少側の時、ブレーキ操作時には制御目標の変化に対してフィルタ出力の追従性の低い強フィルタに設定し、ブレーキ非操作時には制御目標の変化に対してフィルタ出力の追従性の高い弱フィルタに設定するフィルタ設定手段gを設け、異なるフィルタ処理により差動制限トルク制御を行なう差動制限トルク制御手段iを設けた構成とした。
Claim (excerpt):
左右駆動輪間に設けられ、外部からの制御指令に応じた差動制限トルクを付与する差動制限トルク付与手段と、車両減速を検出する車両減速検出手段と、車両減速時、その減速度合いに応じて制御目標としての減速差動制限トルクを設定する減速差動制限トルク設定手段と、減速差動制限トルクが減少側であるかどうかを判断する減速トルク減少判断手段と、ブレーキ操作検出手段からの検出信号によりブレーキ操作時かどうかを判断するブレーキ操作判断手段と、減速差動制限トルクが減少側で、且つ、ブレーキ操作時には、制御目標の変化に対してフィルタ出力の追従性の低い強フィルタに設定し、減速差動制限トルクが減少側で、且つ、ブレーキ非操作時には、制御目標の変化に対してフィルタ出力の追従性の高い弱フィルタに設定するフィルタ設定手段と、前記減速差動制限トルク設定手段により設定された減速差動制限トルクと前記フィルタ設定手段により設定されたフィルタにより目標差動制限トルクを演算する目標差動制限トルク演算手段と、前記目標差動制限トルクが得られる制御指令を前記差動制限トルク付与手段に出力する差動制限トルク制御手段と、を備えていることを特徴とする差動制限トルク制御装置。
IPC (2):
B60K 23/04 ,  B60K 17/20

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