Pat
J-GLOBAL ID:200903000338658929
ブロック共重合体の回収方法
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995283074
Publication number (International publication number):1997124727
Application date: Oct. 31, 1995
Publication date: May. 13, 1997
Summary:
【要約】【課題】 ペレット中のゲルが少なく、色調及び透明性に優れ、残留溶媒量が少なく、尚且つ良好な加工安定性を有するブロック共重合体を提供する。【解決手段】 例えば、ビニル芳香族炭化水素含有量が70重量%のブロック共重合体溶液から溶媒を直接脱溶媒するにあたり、溶液のPHを6.5〜8.5の範囲に調整し、その溶液に、特定のフェノール系安定剤を添加した後、加熱し、エンドレススクリューの特定ゾーンで除圧を生じさせ、溶媒の75〜95重量%を短時間で除去した後、再加熱し、0.5〜2重量%の水を排気ゾーン間に注入し、溶媒の5〜25重量%を供給ホッパーの前方に位置した排気ゾーンのポリマー温度が150〜260°Cで除去し、特定ゾーンにリン系安定剤を添加し、下流側に位置したダイに導入し、ダイのすぐ後に配置された、カッターで切断して、ペレット状の形態を得る。
Claim (excerpt):
炭化水素溶媒中、有機リチウム化合物を開始剤として共役ジエン及びビニル芳香族炭化水素を重合して得られた、ビニル芳香族炭化水素含有量が65〜95重量%であるブロック共重合体又はその水添物の溶液から溶媒を直接脱溶媒することによりブロック共重合体又はその水添物を取得するにあたり、(1)ブロック共重合体又はその水添物の活性重合体溶液に、重合器中へ反応停止剤を添加する工程、(2)前記ブロック共重合体又はその水添物の溶液に、(A)炭酸ガス、(B)有機酸の少なくとも1種を添加し、溶液のPHを6.5〜8.5の範囲に調整する工程、(3)前記ブロック共重合体又はその水添物の溶液に、200°Cの蒸気圧が5mmHg以下のフェノール系安定剤の1種以上をブロック共重合体又はその水添物100重量部に対して0.05〜3重量部を添加する工程、(4)前記ブロック共重合体又はその水添物の溶液を130〜180°Cの温度に前もって加熱し、エンドレススクリューの供給ホッパーに導入して供給ゾーンで除圧を生じさせ、溶媒の75〜95重量%を短時間で除去した後、バレルからの伝熱とスクリューの回転によって再加熱し、0.5〜2重量%の水を排気ゾーン間の少なくとも1箇所に注入し、溶媒の5〜25重量%を供給ホッパーの前方に位置した排気ゾーンのポリマー温度が150〜260°Cで除去し、実質的に水を含まないブロック共重合体又はその水添物が通過するゾーンであって、しかもそのスクリュー構造がニーディングディスクであるゾーンにリン系安定剤を添加し、下流側に位置したダイに導入し、ダイのすぐ後に配置された、カッターで切断することによって、ペレット状の形態を得る工程、からなることを特徴とするブロック共重合体又はその水添物を回収する方法。
IPC (4):
C08F 6/12 MFT
, B29B 9/06
, C08F297/04 MRE
, B29K 25:00
FI (3):
C08F 6/12 MFT
, B29B 9/06
, C08F297/04 MRE
Patent cited by the Patent:
Return to Previous Page