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J-GLOBAL ID:200903000390573770

有害物質モニター

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山口 巖
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992273269
Publication number (International publication number):1994123705
Application date: Oct. 13, 1992
Publication date: May. 06, 1994
Summary:
【要約】【目的】微生物を用いて簡便かつ迅速に水中の有害物質を検出する。【構成】本発明の有害物質モニターは、亜硝酸生成細菌または硝酸生成細菌を固定した固定化微生物膜をフローセル中に設け、このフローセル内に緩衝溶液と検水がそれぞれ固定化微生物膜の一面とその裏面を流れるように流路を設け、亜硝酸生成細菌を微生物膜に用いるときは、アンモニア性窒素が亜硝酸性窒素に変換する機能が有害物質によって阻害され、緩衝溶液中の亜硝酸性窒素濃度が減少するので、緩衝溶液の亜硝酸性窒素に起因する350nm付近の紫外吸光度(UV350 )が減少するのを光学的に測定することにより有害物質を検出し、硝酸生成細菌を微生物に用いるときは、緩衝溶液中の亜硝酸性窒素濃度が増加して、紫外吸光度が高くなり、フローセルの入口と出口における紫外吸光度差(ΔUV350 )が低下するのを光学的に測定し有害物質を検出する。
Claim (excerpt):
a.亜硝酸生成細菌を固定した固定化微生物膜を保持し、この固定化微生物膜の一面上を流れる液流路と、前記固定化微生物膜の他面上を流れた後排出される液流路とを有するフローセルと、b.前記固定化微生物膜の一面上に無基質の緩衝溶液を流した後、これを所定濃度のアンモニア性窒素を含む緩衝溶液に切り替える送液系、および前記固定化微生物膜の他面上に純水を流した後これを検水に切り替える送液系と、c.前記2種類の緩衝溶液がそれぞれ前記フローセルを通った後流入し排出される石英フローセル,この石英フローセルに紫外線を照射する光源,複数個のレンズ,干渉フィルタ,およびフォトダイオードを有する光学系の検出部と、d.この検出部に接続された計測演算部,表示部,記録部からなる測定部とを備えたことを特徴とする有害物質モニター。
IPC (5):
G01N 21/77 ,  C02F 3/12 ,  C12M 1/34 ,  G01N 21/33 ,  G01N 33/18
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開昭63-165733

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