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J-GLOBAL ID:200903000613726867

慣性摺動式スタータ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大川 宏
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993316227
Publication number (International publication number):1995167023
Application date: Dec. 16, 1993
Publication date: Jul. 04, 1995
Summary:
【要約】【目的】ピニオンギヤの前進停止時のショック増大を回避しつつその素早い前進立ち上がりを実現可能な慣性摺動式スタータを提供する。【構成】ハウジング1に固定された摺接部9は、少なくとも回転部の回転開始位置では回転部(一方向クラッチ)4に摺動自在に接触しているものの、回転部4の前進により回転部4との摩擦力が減衰する。その結果、出力軸2及び回転部4の回転開始時に、摺接部9は、回転部4の回転を抑制することにより回転部4にはヘリカルスプライン溝21を通じて大きな前進加速度が与えられるものの、ピニオンギヤ6の前進が停止される前に、摺接部9と回転部4との摩擦に基づく回転抵抗が減少し、回転部4の前進力が減少した分だけ減少しており、その分だけ回転部4の前進を停止させる際のショックが小さくなる。
Claim (excerpt):
ハウジングに回転自在に支持される出力軸と、前記出力軸にヘリカルスプライン嵌着されて前記出力回転軸の回転により回転しつつ静止位置から噛み合い位置まで軸方向に前進するピニオンギヤを含む回転部と、前記回転部の前進を規制するストッパと、前記回転部を後退方向へ付勢する付勢手段と、前記ハウジングに固定されて前記回転部の回転開始位置にて前記回転部に摺動自在に接触する摺接部とを備える慣性摺動式スタータにおいて、前記摺動部は弾性体であり、前記回転部の前進に伴って前記回転部との接触面積が減少することを特徴とする慣性摺動式スタータ。
IPC (3):
F02N 15/06 ,  F02N 11/00 ,  F02N 15/02

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