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J-GLOBAL ID:200903000675108744

抗体または抗原のスクリーニング方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998190585
Publication number (International publication number):2000019177
Application date: Jul. 06, 1998
Publication date: Jan. 21, 2000
Summary:
【要約】【課題】 被測定物質である抗原(または抗体)に対する抗体(または抗原)を担持させた不溶性担体と被測定物質との抗原抗体反応により生じる不溶性担体の凝集の度合いを検出することにより、被測定物質を測定するための免疫学的測定試薬の製造に用いるために適した抗体(または抗原)を、実際に試薬化することなく、簡便にスクリーニング(選択)できる方法を提供する。【解決手段】 スクリーニングしようとする抗体(または抗原)と同種の抗体(または抗原)を用いて感作し、不溶性担体に担持された抗体(または抗原)の活性量と抗原抗体反応の程度との関係式を導いておき、次に、スクリーニングしようとする抗体(または抗原)を用いて、上記感作と同一の条件で感作し、得られた不溶性担体に担持された抗体(または抗原)の活性量を上記の関係式と対照させて、所望の抗原抗体反応の程度に適合する抗体(または抗原)を選択する。
Claim (excerpt):
被測定物質である抗原(または抗体)に対する抗体(または抗原)を担持させた不溶性担体と被測定物質との抗原抗体反応により生じる不溶性担体の凝集の度合いを検出することにより、被測定物質を測定するための免疫学的測定試薬の製造に用いる抗体(または抗原)のスクリーニング方法であって、(1)スクリーニングしようとする抗体(または抗原)と同種の抗体(または抗原)の既知量を含有する液体材料を懸濁状態の既知量の前記不溶性担体に接触させて感作させる操作、(2)次いで、該懸濁液を不溶性担体と液相とに分離し、分離された液相中の前記抗体(または抗原)の活性値を測定し、上記(1)の操作に際して用いた抗体(または抗原)の活性量との差を求めることにより、前記不溶性担体に担持された抗体(または抗原)の活性量を算定する操作、および(3)得られた不溶性担体に担持された抗体(または抗原)を用いて、被測定物質である抗原(または抗体)と抗原抗体反応を行い、前記不溶性担体に担持された抗体(または抗原)の活性量と抗原抗体反応の程度との関係式を導く操作を行っておき、次に、上記スクリーニングしようとする抗体(または抗原)と同種の抗体(または抗原)の既知量を含有する液体材料の代わりに、スクリーニングしようとする抗体(または抗原)の既知量を含有する液体材料を用いて、上記と同一の感作条件で、上記(1)および(2)の操作を行い、得られた不溶性担体に担持された抗体(または抗原)の活性量を前記(3)の関係式と対照させて、所望の抗原抗体反応の程度に適合する抗体(または抗原)をスクリーニングすることを特徴とする抗体または抗原のスクリーニング方法。
IPC (2):
G01N 33/543 581 ,  G01N 33/543 501
FI (2):
G01N 33/543 581 G ,  G01N 33/543 501 N

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