Pat
J-GLOBAL ID:200903000721037857

酸化体を補給する自己熱交換式改質装置および熱電併給パワープラントの熱的統合方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 青山 葆 (外2名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2000508635
Publication number (International publication number):2001514155
Application date: Aug. 20, 1998
Publication date: Sep. 11, 2001
Summary:
【要約】改質ユニットが2つの連絡している流動床を有する自己熱交換式改質ユニットと熱電併給パワープラントを組み合わせた方法である。第1流動床は、無機金属酸化物および補給用酸化体ガスを含む改質反応器であり、軽質炭化水素を、主として無機金属酸化物から供給される酸化体によって、また補助的に補給用酸化体ガスから供給される酸化体によって、合成ガス、水素、一酸化炭素および二酸化炭素の混合物を生成するのに十分な条件にて酸化するために使用される。第2流動床は、第1流動床からの還元された無機金属酸化物を受け入れる燃焼-再生器であり、無機金属酸化物と直接に接触している燃料ガスを燃やすことにより、熱を与えて無機金属を加熱し,熱い煙道ガスを生成する。好ましい態様において、水蒸気もまた改質反応器に供給され、触媒を無機金属酸化物および補給用酸化体ガスとともに用いてよい。補給用酸化体ガスは、酸素、濃縮空気、または空気であり得る。熱電併給パワープラントは、空気圧縮機および燃焼器を備えたガスタービンを有し、組み合わせにおいて、圧縮空気の一部はパワープラントガスタービン空気圧縮機から取り出されて圧縮空気の残部から離れ;取り出された圧縮空気は燃焼-再生器に導入され;燃焼-再生器からの熱い煙道ガスは圧縮空気の残部と混合されて再結合したガスストリームを生成し、この再結合したガスストリームは熱電併給ガスタービン・パワープラントの燃焼器に供給される。
Claim (excerpt):
酸化体を補給する自己熱交換式改質装置および熱電併給パワープラントの熱的統合方法であって: 前記熱電併給パワープラントが、空気圧縮機および燃焼器を備えたガスタービンを含み; 前記自己熱交換式改質装置が2つの連絡する流動床を有し; 第1流動床は、還元-酸化反応サイクルに付し得る無機金属酸化物であって、補給用酸化体ガス供給源とともに、合成ガス、水素、一酸化炭素もしくは二酸化炭素、またはそれらの組み合わせを含む混合物を生成するのに十分な条件にて炭化水素を酸化する無機金属酸化物を有する改質反応器を構成し、 第2流動床は、第1流動床からの還元された無機金属酸化物を受け入れ、無機金属酸化物と直接に接触した燃料ガスを燃やすことにより、熱を与えて無機金属酸化物を加熱し、また、熱い煙道ガスを生成する燃焼-再生器を構成し、 無機金属酸化物は前記第1流動床と前記第2流動床との間で循環し、無機金属酸化物は炭化水素を酸化し、前記改質反応器の前記第1流動床で還元された無機金属酸化物を生成し、還元された無機金属酸化物は前記燃焼-再生器の第2流動床で再生され、再酸化され、加熱され、そして、再生され、酸化され、加熱された無機金属酸化物は前記第1流動床へ戻され; 圧縮空気の一部がパワープラントガスタービン空気圧縮機の空気圧縮機からの圧縮空気ストリームから取り出され;取り出された圧縮空気は燃焼-再生器に導入され;燃焼-再生器からの熱い煙道ガスはパワープラントの圧縮空気ストリームの残部と混合されて再混合したガスストリームを生成し、この再混合したガスストリームは熱電併給ガスタービン・パワープラントの燃焼器に供給され、 当該方法は補給用酸化体ガスを前記第1流動床に導入することを含む方法。

Return to Previous Page