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J-GLOBAL ID:200903000841338656

鋼材の脱炭測定装置および方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 國分 孝悦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996096096
Publication number (International publication number):1997257734
Application date: Mar. 26, 1996
Publication date: Oct. 03, 1997
Summary:
【要約】【課題】 基準材を用いることなく、脱炭の有無や深さを容易かつ確実に測定することができるようにする。【解決手段】 高周波定電流供給手段1から脱炭深さが既知の鋼材に対して高周波数の定電流を供給したときに高周波電圧測定手段2により測定される発生電圧の振幅と位相とから、両者の一次結合値と脱炭深さとを関係付ける基準式を一次結合演算手段3および基準式演算手段4によりあらかじめ求めておき、その後、脱炭深さ演算手段5により、測定対象の鋼材10について測定された発生電圧の振幅と位相とを上記基準式に代入して脱炭深さを求めるようにすることにより、上記鋼材10に高周波数の定電流を供給して発生電圧の振幅と位相とを測定し、それらに所定の演算を施すだけで脱炭深さを求めることができるようにする。
Claim (excerpt):
脱炭深さが既知の鋼材および測定対象の鋼材に対して特定の高周波数で定電流を供給する高周波定電流供給手段と、上記高周波定電流供給手段により上記脱炭深さが既知の鋼材および測定対象の鋼材に対して供給される高周波数の定電流によって上記鋼材に発生する電圧の振幅と位相とを測定する高周波電圧測定手段と、上記高周波電圧測定手段により上記脱炭深さが既知の複数の鋼材について測定される電圧の振幅と位相とから両者の一次結合をそれぞれ求め、上記脱炭深さが既知の各鋼材ごとの一次結合の値と脱炭深さを表す値とを関係付ける基準式を最小2乗法により求める基準式演算手段と、上記高周波電圧測定手段により上記測定対象の鋼材について測定される電圧の振幅と位相とを上記基準式に代入することにより脱炭深さを求める脱炭深さ演算手段とを設けたことを特徴とする鋼材の脱炭測定装置。
IPC (3):
G01N 27/02 ,  G01N 27/72 ,  G01N 33/20
FI (3):
G01N 27/02 Z ,  G01N 27/72 ,  G01N 33/20 J

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