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J-GLOBAL ID:200903000990690478

上水道運用計画方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小川 勝男
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992138337
Publication number (International publication number):1994230829
Application date: May. 29, 1992
Publication date: Aug. 19, 1994
Summary:
【要約】【目的】上水道の導送水系統において、運用上要求される種々の条件を満足した運用計画を高速に立案することを目的とする。【構成】まず、計画立案に必要となる諸条件を設定し(31)、配分計画を最小費用流問題として定式化して計算する(32)。ここで求められる最小費用流は、物質保存の条件と貯水量および流量の上下限のみを満足した最小費用流である。このような最小費用流は、数理計画法による高速計算が可能である。しかしながら、流量の時間変動が大きく現実運用には適用できないため、流量の平滑化を中心として、運用上要求される他の諸条件を満足するように解を改善する(33)。以上の処理を行なって得られた計画値を運用計画者が判定し(34)、不適当であると判断した場合には、設定条件を変えて再び処理を繰り返す。
Claim (excerpt):
上水道の導送水管網において、取水源、浄水場、配水池、分岐点をノード、導水管、送水管をアークとした空間ネットワークを、運用を計画する各時刻毎に単位時間の個数分構成して並べ、各空間ネットワークの配水池に対応するノード同士を、貯水量を表わすアークで結び、さらに仮想的取水源をソースノード、仮想的消費点をシンクノードとして1点ずつ設け、ソースノードと初期時刻の空間ネットワークの各取水源および配水池とを初期貯水量を表すアークで結び、シンクノードと最終時刻の空間ネットワークの各取水源および配水池とを最終貯水量を表すアークで結んだ多層状の拡張ネットワークを用い、各ノードでの物質収支および各アークでの導水量、送水量、貯水量の上下限を制約条件として、各アークでの導水量、送水量、貯水量の単位量当り費用を表わすコスト係数から求まる総費用を最小にする、該拡張ネットワーク上の最小費用流を数理計画法によって求めておき、運用上要求される他の制約条件を満足するように、該最小費用流を改善することによって、導水量、送水量、貯水量の動的な計画値を立案する上水道運用計画方法。
IPC (2):
G05D 7/06 ,  E03B 1/00
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特開平1-305407
  • 特開平3-003015

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