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J-GLOBAL ID:200903001071242147

可変焦点レンズ装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大川 宏
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999106474
Publication number (International publication number):2000081503
Application date: Apr. 14, 1999
Publication date: Mar. 21, 2000
Summary:
【要約】【課題】 温度補償が可能でありながら、構成が簡素で製造工数が少なく安価に提供することが可能な可変焦点レンズ装置を提供すること。【解決手段】 本発明の可変焦点レンズ装置は、透明弾性膜51および透明封止部材41で内部空間30を形成しているレンズ容器3と内部空間30に充填されている透明液体6とで構成されたレンズ部材2と、内部空間30の内圧を変動させて透明弾性膜51を変形させレンズ部材2の焦点を可変とする積層型圧電アクチュエータ1と、内部空間30に狭隘な流路9を介して連通するタンク8とを有する。タンク8および狭隘な流路9は、熱膨張および熱収縮によって増減する透明液体6の体積の温度変動分を吸収し、積層型圧電アクチュエータ1による圧力の急激な振動成分には対応しない温度補償部7を形成している。それゆえ、温度補償が可能でありながら、構成が簡素で製造容易であり安価に提供できる。
Claim (excerpt):
円盤状の透明弾性膜と該透明弾性膜に対し所定間隔を空けて対向して配設された透明封止部材とで内部空間を形成しているレンズ容器と、該内部空間に充填されている透明液体とで構成されたレンズ部材と、該内部空間の内部の圧力を変動させて該透明弾性膜を変形させ、該レンズ部材の焦点を可変とするアクチュエータと、を有する可変焦点レンズ装置において、前記内部空間に連通し、熱膨張および熱収縮によって増減する前記透明液体の体積のうち温度変動分を吸収する温度補償部を有し、該温度補償部は、容積が可変のタンクと、該タンクと前記内部空間とを連通しながら前記アクチュエータによる急激な圧力変動によっては実質的に流路として機能しない狭隘な流路とをもつことを特徴とする可変焦点レンズ装置。

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