Pat

J-GLOBAL ID：200903001207477925

スペクトル拡散通信用受信装置のデータ復調回路

Inventor： 村井 英志
Applicant, Patent owner： 三菱電機株式会社
Agent (1)： 吉田 研二 (外2名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1993149369
Publication number (International publication number)：1994090219
Application date： Jun. 21, 1993
Publication date： Mar. 29, 1994
Summary：

【要約】【目的】 スペクトル拡散通信用受信装置のデータ復調回路において、送受搬送波間の位相差を除去して受信品質を向上させる。【構成】 同相軸受信信号、直交軸受信信号はそれぞれPN符号PNI (t)、PNQ (t)と乗算され、平均化部20,22,24,26で平均化処理され相関が算出される。これらの相関処理により、受信パス信号の振幅をρ、位相差をθ、比例定数をk0 としたときにそれぞれρk0 cosθ、-ρk0 sinθ、ρk0 sinθ、ρk0 cosθが出力される。これらの信号が同相軸受信信号、直交軸受信信号に乗算され、さらにたすきがけ的に加算することにより位相差θの影響が除去され、この信号を用いてデータ復調、タイミング再生が行われる。

Claim (excerpt)：

同相軸の疑似雑音符号と直交軸の疑似雑音符号により、直接拡散方式で同相軸及び直交軸に対しスペクトル拡散された信号を受信し、この受信信号よりデータを復調するスペクトル拡散通信用受信装置のデータ復調回路において、同相軸の受信信号または直交軸の受信信号に基地局から送信されたパイロット信号に対応した疑似雑音符号を乗算し、乗算結果を平均化して検波後の残留位相差情報を含む相関を算出する相関算出手段と、前記相関算出手段にて得られた位相差情報を用いて同相軸の受信信号及び直交軸の受信信号に含まれる位相差の影響を補償する位相差補償手段と、を有することを特徴とするスペクトル拡散通信用受信装置のデータ復調回路。