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J-GLOBAL ID:200903001233187641
二重被覆ダイヤモンド粒子ペレットおよびそれを用いて製造された鋸刃セグメント
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
生沼 徳二
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992246983
Publication number (International publication number):1993208312
Application date: Sep. 17, 1992
Publication date: Aug. 20, 1993
Summary:
【要約】【目的】 大理石等の硬質材料の切断に用いるダイヤモンド鋸刃の性能を最適化し得る、鋸刃セグメントを製造する為の被覆研磨粒子ペレットを提供する。【構成】 最終的に焼結により鋸刃セグメント(16)を製造すべきペレット(14)を構成するダイヤモンド研磨粒子に、二重の被覆を施す。内側の被覆はNi等の金属の炭化物であるとともに、その外側の連続的な被覆はCo等の金属の焼結物である。外側被覆は、内側の金属の融点より少なくも約50°Cだけ低温で焼結する。この焼結温度で外側の金属を焼結させた後、更なる高温で内側金属を液化してその炭化物を形成するが、このとき、外側の焼結金属被膜は液化した内側金属の喪失を防止し且つペレット形状を球状に保つに資する。両被膜は、ダイヤモンド粒子への優れた付着性と、セグメントの母材への優れた結合性とを夫々有する。
Claim (excerpt):
(a) 炭化物生成金属でダイヤモンド粒子を被覆し、(b) 前記工程(a) において得られた被覆ダイヤモンド粒子のガス流動化層上に、前記炭化物生成金属の融点より少なくとも約50°Cだけ低い焼結温度を有する金属粉末、結合剤および揮発性溶媒から成るスラリーを十分な時間にわたって吹付けることにより、前記被覆ダイヤモンド粒子の各々を少なくとも約20重量%の前記金属粉末で追加被覆し、(c) 前記工程(b) において前記金属粉末で被覆されかつ前記揮発性溶媒を実質的に含まないダイヤモンド粒子ペレットを回収し、(d) 前記ダイヤモンド粒子ペレット上に連続した外部焼結金属被膜を形成するのに適した条件下で前記ダイヤモンド粒子ペレットを加熱し、次いで(e) 前記工程(d) から得られた前記ダイヤモンド粒子ペレットを、前記炭化物生成金属を液化して前記ダイヤモンド粒子から若干量の金属炭化物を生成させるために適した第2のより高い温度に加熱する諸工程から成ることを特徴とする金属被覆ダイヤモンド粒子ペレットの製造方法。
IPC (6):
B23D 61/04
, B24D 3/00 330
, B24D 3/00 340
, B24D 3/06
, B24D 17/00
, B28D 1/04
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